サポートラインを把握する事は投資の基本

サポートライン(support line)

投資における専門用語にはいくつもの言葉で溢れていますが、「サポートライン」や「レジスタンスライン」は初心者から上級者までが取引の際の目安や参考にしているので、必ず覚えておくべき大事なラインです。投資をしない方にとってはあまり覚える意味はありませんが、暴落や暴騰だけでなく通常の価格変動の際に、取引参加者が意識している価格ラインなので、そこが超えたから大きく値が動いたと理解できると、暴落時のニュースがより詳しく耳に入ってくるでしょう。

サポートラインの意味とは

「サポートライン」の意味は以下の通りとなります。
(1)株やFX取引のチャートにおける過去の下値をいくつも結んだ線で、それ以上は下がる可能性が低いと判断できる水準であり目安となるもの。
(2)「サポートライン」の日本語訳は”下値支持線”や”支持線”で、この付近まで価格が下がると、値ごろ感から安いと判断され買い注文が入り、再び価格が上がる傾向となる。反対に、これ以上価格が上がらないとする”上値支持線”や”抵抗線”は「レジスタンスライン」と呼ばれる。

株やFX取引をしている投資家は、それぞれ独自の投資法や各自のルールに沿って取引を繰り返しています。何も考えずに適当に注文を入れる場合もあれば、目安となるキリの良い数値である100円・1000円・5000円などで注文を入れる。或いは、今回の「サポートライン」のようなチャート上から直近、又は過去に何年も遡ってその安値(下値)を結んだ線を判断材料として、これ以上は下がらないと想像するのです。すると、仮にこの付近まで価格が下げると、他の投資家にとってはさらに下げるのではと不安が過りますが、安値を意識している投資家達にとってはそこ絶好の買いポイントとなるのです。その後実際には、さらに下げるか、それとも「サポートライン」が意識され反発の買い注文が殺到するかは、誰にも分かりません。しかし結果として、さらに下げてしまった場合は、”ブレイク”や”弱気相場”や”下げ相場”と表現され、また価格が上がった場合には「サポートラインが意識された」や”強気相場”や”上げ相場”などの言葉が使われます。また、「サポートライン」が下にブレイクすると、今度はそれが新しい「レジスタンスライン」となり、以下はその繰り返しとなるのが相場です。

サポートラインの由来

「サポートライン」(下値支持線)がいつ頃から導入されたか等の正確な情報については、残念ながら不明です。チャートにはいくつもの種類がありますが、代表的なのはローソク足チャートです。これは江戸時代の米商人・本間宗久が考案したもので、一説によるとこの頃から米価格の安値を”酒田罫線法”や「サポートライン」などを用いて判断し、大金を掴むほど大成功を収めたとされています。

サポートラインの文章・例文

例文1.右肩上がりの相場なら、安くなったところをサポートラインで判断しそこが絶好の買い場となる。
例文2.サポートラインを割ってしまったら、ナンピンなどをしないで損切りをするのにかぎる。
例文3.サポートラインも絶対ではないが、ここで買いが入る可能性が高いのは事実だ。
例文4.あまり短い期間でサポートラインを引くと、ブレイクだらけとなり意味がなくなる。
例文5.サポートラインやレジスタンスライン、そしてトレンドラインを引いて現在は買いと売りのどちらが優勢なのか判断するのが求められる。

「サポートライン」による投資についての文章です。

サポートラインの会話例

  • 質問者アイコン

    今週も怒涛の相場だったね。ところで、来週の日経平均はどうなるかな?

  • 回答者アイコン

    下値は2万3000円ぐらいがサポートラインとなるけど、上値も十分高くなっているから警戒感があるよね。

  • 質問者アイコン

    そうなんだよね。まだまだ上がりそうだけど、一気に落ちそうな気もするし、本当に先が読めない。

  • 回答者アイコン

    でもね。実際のところは、日本の株価はアメリカに連動するから、ダウやドルの動き次第と言えるよ。だから、身も蓋もない言い方をするとアメリカの金融商品以外はサポートラインがあまり機能しないという現実があるね。

日経平均の動きがどうなるか男女が相談しているが、結局のところ日経平均の「サポートライン」はアメリカのダウやドルの動き次第と結論付けています。

サポートラインの類義語

「サポートライン」の類義語には、「トレンドライン」「レジスタンスライン」などの言葉が挙げられます。

サポートラインまとめ

「サポートライン」とは”安値支持線”の事で、過去の一定期間の安値を線で結ぶと、それ以上は下がらないのではと予想できます。この付近まで下げると値ごろ感から買いが入り値を上げ、チャートが反発するのです。しかし、将来に渡り必ず反発するとは言えず、「サポートライン」を割る事を”ブレイク”として、相場転換のサインともなります。

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