アドオン方式の金利は負担が重い

アドオン方式

アドオン方式は、現在ではほとんど使われていない金利方式です。この方式だと、見た目にはそれほどの金利には感じませんが、実はかなり高い金利を支払うことになるという罠が隠されています。

アドオン方式の意味とは

アドオン方式では、借りたお金を返済(もしくはショッピングの分割払い)する時に、毎月一定額の金利を上乗せして支払っていきます。このような一定額の上乗せという形で金利を徴収するのがアドオン方式です。
例として、12万円を1年間、12回払いの返済で借りて、毎月1万円に1,000円を金利として上乗せして支払っていくとします。この場合、見た目には年率10%だと思うかも知れませんが、合計返済額は132.000円となり、実質年率は約18%になるのです。
本来金利は、残りの借入残高に対して都度変化します。よって、返済が進むごとに、毎回の返済額に含まれる金利分は減っていくものです。しかし、アドオン方式では、その残高に関わらず、毎回一定額の金利が上乗せされているので、きちんと毎回金利分が減っていく実質年率に換算すると、かなり高い金利率になってしまうのです。
上の例ではギリギリ法定金利(18%以内)に収まっていますが、毎月の上乗せが1,500円になると、合計返済額は138,000円で、一見では年率15%に見えるものの、本当は実質年率で約26.6%もの金利です。こうなると、完全に違法金利ですが、そうとはすぐには気付かないのが危険な点なのです。
現在では、この方式で金利を表記することは、あらゆるローン契約において禁止されており、必ず実質年率で表記しないといけません。

アドオン方式の由来

アドオン方式という言葉は、毎回の返済額に一定の金額を上乗せする=(アドオン)ことが由来です。
現在でもこの方式で金利を表記しているローン会社とは、決して契約を結んではいけません。(今ではそのような表記だけで違法です)

アドオン方式の文章・例文

例文1.実質年率とアドオン方式の見た目の金利との違いに驚いた
例文2.その昔はアドオン方式の消費者金融が横行していたものだ
例文3.アドオン方式なんて、今更使われることはないだろう
例文4.未だにアドオン方式で金利を表記している業者があって驚いた
例文5.アドオン方式でないといけない理由は何1つない
知人間の貸し借りでは、アドオン方式の方が分かりやすいことから、採用されるケースがまま見られますが、きちんと計算すると、違法な金利になっていることも多いので注意が必要です。

アドオン方式の類義語

アドオン方式の類義語は、「元利均等返済方式」ですが、類義語というよりも、正しい金利の計算方式だと言った方がいいかも知れません。
元利均等返済方式では、借入残高に関わらず、毎回の返済額が一定です。そして、その中に金利分が含まれており、返済が進むに連れて、含まれる金利分は減っていきます。現在のキャッシングやショッピングローン、住宅ローンなどのほとんどのローン契約において、この方式が採用されています。

アドオン方式まとめ

アドオン方式での金利は、現在では表記だけで違法となっています。その為、まず見掛けることはありませんが、覚えておくと、これを悪用した違法な金利に引っ掛かることもなくなるでしょう。

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