「PaaS」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

PaaS(Platform as a Service)

「PaaS」とは「アプリ開発を提供するクラウドサービス」です。最近は何かとクラウドが多くなっていますが、今や企業も積極的に導入しています。なぜなら、従来のように自らサーバー等を購入すると高額な費用が発生し管理も大変だからです。ですからクラウドサービスは新しいビジネスとしてすっかり定着をしていて、その中のエンジニアやプログラマーなどアプリ開発者に向けたソフト構築や稼働に必要なプラットフォームクラウドサービスとなる「PaaS」の解説をさせて頂きます。

[adstext]
[ads]

PaaSの意味とは

「PaaS」の意味は以下の通りとなります。
 (1)ITやクラウドサービスの専門用語で、正式名称「Platform as a Service」の頭文字からなる略語で、クラウド上のプラットフォームをネット経由で利用するサービスを提供している。
 (2)ネット経由でアプリケーションソフト開発の為のOS・データベース・プログラム実行環境などのプラットフォームを提供し、プログラマーはアプリ開発を従来よりも簡単に始められる。
「PaaS」の前にクラウドなど周辺事情について簡単に解説をさせて頂きます。まず、最近はクラウド(正式名称:クラウドコンピューティング)を導入する企業が圧倒的に増えていて、その理由はこれまではサーバーやネットワークなどを準備する必要があり、これはコスト発生や専門家を用意するなど面倒で大変だったのです。しかし、Google・Microsoft・Amazonなどの巨大ガリバー企業がクラウドサービスを開始するようになると、ユーザー側である一般企業などは定額なり課金で料金を支払うだけでOS・サーバー・ストレージなどを自由にカスタマイズできるのです。そんな大変便利なクラウドサービスは主に3種類に分類され、今回の「PaaS」と「SaaS」「IaaS」がその代表となります。「PaaS」はアプリケーション開発環境の提供、「SaaS」はアプリやソフトを動作させる環境の提供、「IaaS」はシステム上のインフラ環境の提供で、要するに「PaaS」はエンジニアやプログラマーによるPCやスマホでのゲームやSNSなどのアプリ開発、「SaaS」はデータ保存やデータアクセスや共有、「IaaS」はパソコン本体のような役割でサーバーやストレージを利用となり、これらが全てクラウド上で可能になります。「PaaS」を導入するメリットは繰り返しですがコスト削減、そして既にクラウド上にアプリ開発の環境が整っているので即座に作業に入れます。因みに「PaaS」を提供する主な企業とサービス名はアマゾン「Amazon Web Services」、マイクロソフト「Microsoft Azure」、IBM「IBM Cloud」などで日本でもサイボウズ「kintone」などがあります。

PaaSの由来

「PaaS」は2007年7月に米カリフォルニア州のクラウドコンピューティングサービス企業「セールスフォース・ドットコム」が初めて提唱しました。

PaaSの文章・例文

例文1.部長たちが難しい顔をしてPaaSの導入を検討しているが、弱小の零細企業である我が社には絶対に必要ないと部下全員が思っているが誰も口にしない。
例文2.PaaSになってエンジニアはアプリ開発が容易になった。
例文3.メリットとデメリットを天秤に掛けてPaaSの導入を検討すべきだ。
例文4.企業のクラウド導入は加速していて、PaaSやSaaSIaaSの流れを止めるのは最早不可能だ。
例文5.PaaS導入でコストが抑えられ、さらにアプリ開発もスピードアップしたのでこのままいけば給料アップが間違いない。
主に「PaaS」の解説のような例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

PaaSの会話例

  • これから、うちの会社もアプリ開発はPaaSを使うようになるんだって。

  • へぇー本当に? これだけIT化で遅れていたうちの会社がー。

  • 本当だって。もう社長決裁で、PaaSの導入決定だよ。

  • 嬉しいような気もするけど…、何だか逆に給料が下がりそうで不安ね。

職場での同僚男女の会話となります。

PaaSの類義語

「PaaS」の類義語には、「ASPサービス」「iPaaS」などの言葉が挙げられます。

PaaSの対義語

「PaaS」の対義語には、「オンプレミス」(自社運用)などの言葉が挙げられます。

PaaSまとめ

「PaaS」は主に企業向けのクラウドサービスで、エンジニアやプログラマーにアプリ開発の環境を提供します。これまでは自社がサーバーなどを準備してコストが掛かっていたが、「PaaS」を導入するとクラウド上に必要な環境が既に整っているので開発のみに専念できます。要するに毎月の使用料だけを払えば最高のアプリ開発の環境を手に入れられるので、その高い利便性から多くの企業が導入しているクラウドサービスが「PaaS」です。

最新の記事はこちらから