「青嵐」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

青嵐(あおあらし/せいらん)

気候には季節特有のものがあり、その時期によって強弱や空気感などが大きく異なります。現代でこそ時間や12の月が決められているから季節の変わりを目に見えてわかりやすい指標で確認することができますが、それらがなかった時代には、季節的に訪れるものを頼りに季節の変化を確認していたようです。その一つに「青嵐(あおあらし/せいらん)」と呼ばれているものがあります。これがなんなのかについて解説をしていきます。

[adstext]
[ads]

青嵐の意味

青嵐という言葉には2つの読み方がありますが、読み方で意味が変わるというものではありません。訓読に直すと、「初夏の青葉を吹き渡る風」という捉え方になります。
言葉の意味は、
1.青葉の頃に吹く強い風
2.青々とした山の気
という意味があります。この言葉は夏の季語になるので、俳句で使われたりもします。有名なものとしては服部嵐雪の「青嵐 定まる時や 苗の色」という句があります。

青嵐の由来

青葉が芽吹く時期の季節に吹くような強い風を嵐に例えた言葉になります。

青嵐の文章・例文

例文1.この初夏の時期に吹く今日みたいな強い風を青嵐というらしい
例文2.すごい青嵐のせいで帽子が飛ばされてしまった
例文3.あの山の木の葉が青嵐のせいでものすごく揺られているのがわかる
例文4.もう青嵐が吹くような季節になったのか
例文5.今日は青嵐が気持ちいい
青嵐は夏の季節の訪れを感じさせる風でもあります。ただ、嵐と比喩されるぐらいの強さの風ではあるので、要注意な面もあります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

青嵐の会話例

  • わっ!すごい風だなー。

  • ほんとだね!
    この時期にこんなに強い風が吹くなんて。

  • 季節的にも初夏ぐらいだし、青嵐ってやつだね。

  • こういうのが青嵐なんだ。確かに嵐って感じの風だね。

季節を表す風の名称は様々あり、下記で少しご紹介させていただきます。

青嵐の類義語

夏の青嵐に限らず、季節ごとに風を表す言葉が存在していて、
春−春一番、春疾風(はるはやて)
夏−菖蒲東風(しょうぶこち)、薫風(くんぷう)
秋−初嵐(はつあらし)、盆東風(ぼんごち)
冬−木枯らし、八日吹(ようかぶき)
一例ではありますが、このように季節の風を表現した言葉はたくさんあります。

青嵐まとめ

初夏の季節を感じさせる言葉として青嵐を取り上げましたが、上述したように、季節を表現する風の名称はまだまだたくさんありますので、色々調べてみてください。

最新の記事はこちらから