「雑草魂」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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雑草魂(ざっそうだましい)

雑草魂はコンクリートを突き破って成長してくる雑草の様な強い意志を持ち、不遇な環境から這い上がってくる様なパワーやエネルギーを持っている人の事を指す言葉です。今回は雑草魂の意味や由来、例文、類語までわかりやすく解説をしていきます。

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雑草魂の意味とは

雑草魂の意味とは、人から見れば不遇な状況を言い訳にせず、雑草がコンクリートを破って成長してくる様な強い意志とエネルギーを持った人を表す言葉です。
この言葉が一気に市民権を持ったのは、プロ野球のジャイアンツで活躍した上原浩治投手がよくインタビューなどで使っていたからです。
同じ年にプロ野球に入った甲子園春夏連覇でスーパースターであった松坂投手はまさにエリートコースを絵にかいたような選手でしたが、上原投手は高校時代は控えで大学は浪人して入学して、大学日本代表、ジャイアンツのエースまで上り詰めた自身の座右の銘として使った言葉で、一気に認知されたと言えます。松坂投手と上原投手のそのキャリアのコントラストをよくメディアが取り上げていました。

雑草魂の由来

雑草魂の由来は、雑草は踏まれても踏まれても伸びてくる強く生命力の強い植物として知られており、そういった強靭なメンタルとバイタリティーを表しています。魂は心・精神面を表す言葉ですので、これらを2つ合わせて雑草魂という言葉できたと言えます。

雑草魂の文章・例文

例文1.雑草魂という言葉は元プロ野球の上原投手の代名詞とも言える。
例文2.甲子園を目指す高校球児のグローブには雑草魂という言葉が刺繍されている。
例文3.雑草魂で諦めずに取り組んだ少年が遂に大願を果たした。
例文4.今度こそ絶対に諦めずに、雑草魂を心に毎日練習を続けていこうと思う。
例文5.雑草魂という言葉はプロ野球では上原投手の他に野村監督のイメージだ。
雑草魂というと、やはり諦めないという意味が強く、文章もそういったものが多くなっています。

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雑草魂の会話例

  • そういえば、大リーグでも活躍した上原投手が引退してしまったね。

  • あの雑草魂って言っていた人だよね?

  • そうだけど、ジャイアンツに入った最初の年の活躍には度肝を抜かされたなぁ。大好きだったから、引退が寂しいよ。

  • プロスポーツ選手の引退は必ず来るものだけど、それでも応援していた選手や好きな選手が引退すると心にくるものがあるのね。

雑草魂の言葉を世に広めた上原投手の引退についての文章です。

雑草魂の類義語

雑草魂の類義語としては「何苦礎」「貪欲」「不撓不屈」「バイタリティ」「青雲の志」などがあげられます。

雑草魂まとめ

雑草魂はどんな物事においても非常に重要であると言えるのではないでしょうか。人間の能力差よりも取り組み方、心の持ち方ひとつで大きな成功を得ることが出来る。そういった含蓄も含んでいるのが、雑草魂という言葉です。言葉の表面だけを理解するのではなく、裏側にも思いを馳せると、一層教養の幅が広がるのではないでしょうか。

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