「臥薪嘗胆」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

臥薪嘗胆は将来の目標や夢の為に、今は我慢して耐え忍ぶという意味の言葉です。臥薪嘗胆はすべての人にあてはまり、そして勇気を与えてくれる四字熟語でもありますので、今回は臥薪嘗胆の意味や由来、例文、類義語、対義語も交えて、わかりやすく解説をしていきます。

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臥薪嘗胆の意味とは

臥薪嘗胆の意味は「将来の目標のために、今は我慢して耐え忍ぶ」という事です。人間誰しもが夢や目標がある中で生きていますが、ずっと全てが順調である訳ではないでしょう。スポーツ選手であれば、試合に出れない期間、サラリーマンの方であれば、仕事がうまくいかない、上司から評価されない。そんな我慢の時期があります。そんな時にこそこの臥薪嘗胆という言葉を胸に秘めて、変わらずに努力を続ける事が重要です。

臥薪嘗胆の由来

昔の中国の伝記「史記」に出てくる言葉が由来で、紀元前6世紀頃、呉という国に闔閭という国王がいたのですが、この闔閭は敵国の越に国を攻め込まれ自身も傷を負いその傷が元で戦死してしまい、死ぬ間際自分の息子である夫差に「必ず敵を取ってくれ」といって息絶えるのです。夫差は死んだ父親の仇を打つ決意をし、その思いを片時も忘れないようにするため、夜は毎日わざわざ痛くて寝にくい薪の上で寝るようにしたのです。
これが「薪(まき)の上に臥(ふ)して寝る」と言う意味の「臥薪」です。
そして、その後見事に父親の仇を打った夫差ですが、一方で呉に敗れてしまった越の国王である勾践は降伏しつらい日々をおくらされたので、逆に夫差に復讐をすることを固く心に決めたのです。
その間、兵を鍛えて国を豊かにして、そして自分は動物の苦い肝を舐めて雪辱を誓い、20年後に勾践は呉に攻め入り夫差を倒して、復讐に成功するのです。これが「苦い胆(きも)を嘗(な)めること」という意味の「嘗胆」です。
このことから、同じお互い雪辱を果たすために今を耐え忍ぶ意味の「臥薪」と「嘗胆」を合わせて「臥薪嘗胆」という言葉が生まれたのです。

臥薪嘗胆の文章・例文

例文1.辛い仕事でも将来出世するために、今は臥薪嘗胆と思い頑張ろう
例文2.受験勉強が苦しいけど、第一志望校に合格するため、臥薪嘗胆の気持ちで勉強をしよう
例文3.子供の時から臥薪嘗胆していたおかげで、今自分はプロ野球選手になれています
例文4.お前は怠けてばかりで臥薪嘗胆する気持ちが足りない
例文5.上司に怒られて会社を辞めた俺には臥薪嘗胆の気持ちがなかった
臥薪嘗胆とは長い年月をかけて悲願を達成したという意味合いが込められていますので、1日2日で完了してしまうような短期間だけ我慢や苦労したという時には使われません。
また自分を戒め自らに教え諭す意味もありますので、ただいたずらに長い期間を過ごすのではなく、絶えず努力をしているという行動も指します。

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臥薪嘗胆の会話例

  • この間の中間テストは負けてしまったが、今回は俺が一位になってやるからな。

  • あら、お可愛いこと。私に勝てるとでも?

  • ふん、いつもの俺とは違うぞ。臥薪嘗胆の思いで日夜勉強に励んだ俺だからな。

  • おやおや、ではその実力試させて頂こうかしら。

テストで首位をどちらがとるのか言い合いになっている様子でした。このように、前に受けた雪辱を晴らすときに使います。

臥薪嘗胆の類義語

臥薪嘗胆の類義語として、「座薪懸胆(ざしんけんたん)」や「漆身呑炭(しっしんどんたん)」などの故事が由来になった言葉や、同じように屈辱をはらすという意味では分かりやすいものだと「名誉挽回」や「汚名返上」、失敗から巻き返すという意味で「捲土重来」もあります。ことわざでは「石の上にも三年」などがあげられます。

臥薪嘗胆の対義語

臥薪嘗胆の対義語としては、一度失敗して立ち直れない事を表す「一蹶不振」や失敗から立ち直れず以前に戻れない事を意味する「再起不能」があげられます。

臥薪嘗胆まとめ

由来となった歴史も興味深く、今の社会では我慢するとか耐え忍ぶということもよくあります。そんなときにこの言葉を思いだし、努力することも大切なのではないでしょうか。

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