「狷介」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

狷介(けんかい)

「狷介」とは周りに心を開かず、自分の信じる事を愚直に守るさまを表した言葉です。それほど一般的な言葉ではないものの、昔の書物や文化的な作品では使われている事も多く、知っておくことであなたの周りにも「狷介」な人がいるかと思いますが、理解をしておく事でより人生が豊かになるのでないでしょうか。今回は「狷介」について詳しくご紹介していきます。

[adstext]
[ads]

狷介の意味とは

「狷介」とは、他人に心を開かないさま、頑固で自分の信じることを固く守ることです。また、「狷介」には、自分の理想を曲げず行動することや、心が狭くて気が短いなどの意味も持っています。「狷介」は自分の考えに固執して頑固で、人の考えを受け入れないということを表す言葉なんですね。悪い意味で使われることが多い言葉のようです。しかし、時には自分の意志を曲げないことも必要ですから、使い方によっては良い意味にも使うことができるでしょう。他にも、「狷介」は「狷介不羈」「狷介孤高」「狷介固陋」といった四字熟語にも使われています。

狷介の由来

「狷介」の「狷」は、気が短く、心が狭いといった意味で、「介」は固く身を守るや固いといった意味です。「介」は、介護や紹介といった人を助ける意味を持った字かと思いましたが、こういった違う意味を持っているようです。

狷介の文章・例文

例文1.父は、祖父に似て狷介な人だから何を言っても変わらない。
例文2.年を取った人ほど、狷介な人が多い。
例文3.猪突猛進で進む人は狷介である。
例文4.上司は、狷介で融通の利かない人だ。
例文5.狷介な面があるので他人の意見をよく聞くように心がける。
人にはそれぞれ狷介な部分があるから、あまり気にしすぎない方が良いですね。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

狷介の会話例

  • うちの部長は何であんなに頑固なの!少しくらい聞いてくれたっていいじゃんか!

  • ああ見えて批判を受けているのは自身でもわかっているみたいだよ。

  • なら、受け入れてくれてもいいじゃないか。

  • いやいや、自説を曲げようとしない部長の狷介さのおかげで今があるんじゃないか。

時には、意思を曲げない強い心も必要です。

狷介の類義語

「狷介」と関連する言葉には「牢固たる」「牢乎たる」「利かぬ気」「剛直」などがあります。

狷介まとめ

今回は「狷介」について詳しくご紹介しました。狷介であることは、必ずしも悪いことではないようですね。筋の通った狷介な人ならば誰でもついて来てくれるのではないでしょうか。

最新の記事はこちらから