「桃源郷」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

桃源郷(とうげんきょう)

悩みも何もない、夢のような世界を夢想するのは誰しもあることだと思います。そんな時にしばしば使われる「桃源郷」という言葉について知っていますか? 今回は「桃源郷」の意味や由来について詳しくご紹介したいと思います。

[adstext]
[ads]

桃源郷の意味とは

桃源郷とは、俗世間とは無縁の理想郷のことを指します。また、仙境という意味もあります。仙境とは、仙人が住むという、俗世間を離れた土地のことになります。

桃源郷の由来

「桃源郷」という言葉が初めて使われたのは、陶淵明の「桃花源記」という散文作品になります。武陵(現在の湖南省)のとある漁師が、舟で谷川を渡っていくうちに桃の花が咲いているへと辿り着きます。そこに住んでいた村人たちは彼を歓待し、彼は数日滞在してからその地を去ります。帰路で目印を付けておいたにも関わらず、それ以来その土地へ辿り着いた人はいませんでした。この土地が「桃源郷」であり、以後は俗世間から離れた理想郷を指す言葉として用いられるようになりました。

桃源郷の文章・例文

例文1.そこに広がる景色は、まるで桃源郷のようだった。
例文2.夢の中でも良いから、桃源郷に行ってみたいものだ。
例文3.悩みや苦しみのない桃源郷はないものだろうか。
例文4.桃源郷なんて、この現実にはない。
例文5.桃源郷は無くたって、十分素晴らしい世界はある。
人生において、悩みから解き放たれたいと思っている人は少なくないと思います。桃源郷に行きたいと思う人がいるのはいつの世でもきっと、変わらないのでしょう。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

桃源郷の会話例

  • そういえばこの前行ってきた山、物凄く良かったよ。

  • 現実世界とは思えないくらい素晴らしい眺めが見られるってところだね。

  • そう。その前評判通り、今まで見たことがない絶景で、まるで桃源郷のようだったよ。

  • そんなに凄いんだ。私もそのうち行ってみたいな。

俗世のしがらみから全て解き放たれた理想郷である桃源郷はしばしば、夢のような場所という意味で使われることがあります。人々の思う桃源郷はそれぞれ違うかと思いますが、皆素晴らしい場所を思い浮かべることは間違いないでしょう。

桃源郷の類義語

「桃源郷」の類義路としては、「武陵桃源」や、「桃花源」「桃源」といった言葉の他、「理想郷」「仙郷」「ユートピア」「シャングリラ」と言った言葉があります。「ユートピア」は、トマス=モアの著した同名の長編小説中に登場する、架空の国家の名前から来ています。しかし「ユートピア」は現実には決して存在しない社会であるとされますが、「桃源郷」は地続きであり到達可能であるとされている点に違いが見られます。「シャングリラ」は、ジェームス・ヒルトンの「失われた地平線」に登場する理想郷で、作品の設定ではチベットの山中にあるとされています。中国の雲南省には、この理想郷の名前を由来として改名した、香格里拉(シャングリラ)市という地域もあります。

桃源郷まとめ

辛い現実から逃避したくて桃源郷を夢想する人もいれば、ただただ夢のような世界を思い浮かべ幸せに浸る人もいるでしょう。桃源郷のような世界が様々な作品に登場しているのは、人々がそのような世界に希望を抱いている現れと言えるでしょう。

最新の記事はこちらから