「枯れ木も山の賑わい」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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枯れ木も山の賑わい(かれきもやまのにぎわい)

枯れ木も山の賑わいは、日常生活中に時々聞く言葉です。人が集まった時によく使われていますが、使い方を間違えると失礼になってしまうので注意が必要です。

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枯れ木も山の賑わいの意味とは

枯れ木も山の賑わいとは、居ないよりは居た方がましだという例えです。謙譲的に使う言葉なので、自分がその(居ないよりは居た方がましな)立場だと思う場合に使います。
よって、人を誘うような時には使う言葉ではありません。間違ってそのように使われることが度々がありますが、それでは相手を居ないよりはましだという意味になってしまい、大変失礼です。そういった使い方をしないように気を付けてください。
また、物に対しても使う言葉で、そんな物でも無いよりはましだろうという意味で使います。この場合も、それがつまらない物だという意味になるので、使い方には注意です。

枯れ木も山の賑わいの由来

枯れ木も山の賑わいの由来は、葉が茂っておらず、花や実をつけている訳でもないみすぼらしい枯れ木でも、生えていないよりは山の飾りにはなっているという意味からきています。
この由来からも分かるように、決して人に対して使ってはいけない言葉です。自らを謙って表現する時にだけ使ってください。

枯れ木も山の賑わいの文章・例文

例文1.自分でも枯れ木も山の賑わい程度にはなるでしょう
例文2.枯れ木も山の賑わいでよければ、是非参加させていただきます
例文3.例え枯れ木も山の賑わいだとしても、とりあえず行ってあげようと思う
例文4.誘い文句に枯れ木も山の賑わいだなんて、失礼な言い方をする人だ
例文5.そんな物でも枯れ木も山の賑わいの1つにはなるでしょう
枯れ木も山の賑わいは、若い人が自分のことを”枯れ木”と表現するのはおかしいこともあって、比較的年配の人が使う言葉です。物に対して使う場合はこの限りではありませんが、自分のことを指して使う時にはこの点に注意しましょう。

枯れ木も山の賑わいの会話例

  • 今晩、専務に会食に誘われているんだけど、
    あまり気乗りしないなぁ。

  • 目をかけられているってことじゃないんですか?
    参加すべきですよ!

  • まぁ、枯れ木も山の賑わいとはいうけれど、自分が出席して意味があるのかと思って…

  • まあそうかもしれないですけど、折角声をかけてもらえたんですし!

少しマイナスイメージの言葉ですね。他人に対して使うのは失礼にもなるので、使うなら自分に対しての方がマシでなないでしょうか。

枯れ木も山の賑わいの類義語

枯れ木も山の賑わいの類義語には、似た言葉で「枯れ木も森の賑わかし」という言葉があります。同じような「歪み木も山の賑わい」という言葉もあり、どれも意味は全く一緒です。
また、「蟻も軍勢」、「餓も人数」のような”木”が絡まない類義語も存在しており、いずれも言葉自体の見た目から、「枯れ木も山の賑わい」と同様の意味があると想像することができるのが特徴です。

枯れ木も山の賑わいまとめ

枯れ木も山の賑わいは、自ら謙って使う言葉です。その点から、日本人ならではの謙虚さから生まれた言葉だと表現でき、海外で似たような言葉(言い回し)はほとんど見掛けません。
この言葉については、人に対して使ってはいけない言葉だという点だけは必ず覚えておきましょう。

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