「政局」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

政局(せいきょく)

「政局」とは「首相進退や国政選挙やその結果、与党内の主導権争いなど政治の中でも重要な出来事で今後に大きな影響を与えるもの」です。内閣支持率が下落し総理の求心力が弱まると、マスコミはこぞって「政局が動く」と退陣する前提であれこれと報道しますが、それは実際に退陣するか否かよりも話題提供をするのが仕事だからです。「政局」とはこのようにある種の推測で推し進める一方で、衆院選の結果など確定した事実から「政局が動いた」とする事も多々あります。それだけ国民は政治の節目には関心が高く、「政治の大事な局面」として「政局」なのです。それでは令になりそろそろ本格的に「政局」が動きそうな気配漂うので、詳しい説明に入らせて頂きます。

[adstext]
[ads]

政局の意味とは

「政局」の意味は以下の通りとなります。
(1)政治の動向。政治の情勢。
(2)首相の進退、衆議院の解散など政治局面における重大な出来事であり政権闘争。
(3)政権与党内の主導権争いや派閥・人脈を駆使した多数派工作など。
「政局」は”局”が「部分」「区分」「情勢」などの意味となるので、文字通り「政治の情勢」となりますが、実際は衆議院選挙の解散戦略や勝敗動向や与野党逆転、或いは内閣の混乱や昏迷に支持率下落、他にも野心家の与党議員やその派閥が政権闘争を仕掛けるなど政治が大きく動く際や危機感の高まりを煽る際などに使われる言葉が「政局」です。マスコミが好んで使う印象もありますが、実は政治家自身もインタビューなどで多く使い「今年は政局が動く」「政局には影響を与える(与えない)」等々、さらには経済界からも「政局が株価の下落になる」等、実際はそんなに大きな政治的な動きでなくても便利に使われています。と言うのは、政治は闇の世界や魑魅魍魎が蠢くなどと叫ばれますが、その実態は権力を握る極少数の中心人物が全権を掌握していて、彼らがGOサインを出すと普段は何もしない政治家がこぞって動き出し、国民の意向などは無視して強行的に物事を進めるのです。最たる例は、コロナ禍での五輪強行開催や飲食店の時短営業などの締め付け、そして緊急事態宣言です。しかし、このような無理を続けると内閣支持率下落や地方選挙で与党支持の候補者が敗北し、民意が政局を動かして変える事も可能なのです。よって「政局」とは良くも悪くも、国民の代表である政治家の進退を左右する事も有り得るので、だからニュースなどのメディアはもしかしたら今回の出来事が大きな動きや結果に繋がるのではと「政局」という言葉を乱用するのです。

政局の由来

「政局」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては江戸時代から大正時代にかけて世相など社会風俗を解説した日本初のグラフィック雑誌「風俗画報」の四六一号(1914年)などに文言が記されています。

政局の文章・例文

例文1.夜中のニュース番組でキャスターやその局の解説委員が真顔で政局を語っていると、日本は今日も平だと無性に眠くなってしまう。
例文2.どんなに政局が動いても暴動も起きなければ混乱もなく、ネットの掲示板で右派左派が意見を言い合うぐらいなのだから、究極の安定国家なのかそれとも骨抜きされた政治無関心が主流なのかもう何も分からない。
例文3.コロナ猛威が世界を一気に包み、どの国も混乱している時に日本は怪しすぎる業者にマスクを発注するというお粗末を晒しても政局には影響を与えなかった。
例文4.政局混乱を招いたとして大臣が釈明会見を開いた翌日に、今度はコロナ禍で官僚が深夜まで飲み会を開いた事が発覚して謝罪した。
例文5.ネットやSNSの影響力があまりにも大きくなり、これが政治や政局を変える事になるとは今の高齢政治家は誰一人理解出来ていないだろう。
様々なパターンで「政局」を使った例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

政局の会話例

  • 国政選挙が近付いてきたね。

  • 五輪が終わりコロナ禍での衆院選はどうなるのか、見物よね。

  • どうだろう、政局が動くと思う?

  • 自民党がどのぐらい議席を減らすかよね。連立与党でギリギリ過半数を維持するか、それとも惨敗で連立どころでないぐらいに与野党が逆転したら面白くなるわね。

衆院選の動向について男女が会話をしています。

政局の類義語

「政局」の類義語には、「政情」「政況」などの言葉が挙げられます。

政局の対義語

「政局」の対義語には、「経済動向」「経済状況」「景気」「経済環境」「軍事」「軍勢」などの言葉が挙げられます。

政局まとめ

「政局」は政治動向・政治情勢という意味ですが、さらに飛躍して総裁選や内閣の支持率や首相進退、そしてや衆議院解散など政治的な重大事項について使われます。また、国民の関心が持たれるのは変化であり大きな動きなので、首相の支持率が上がるよりも下落し低迷するほどメディアは退陣などの可能性が現実味を帯びると「政局」という言葉を使って煽るようになります。一方で、些細な政治的な事でも議員側が自ら「政局」を使って話題提供や関心事を持ってもらうようにする場合もあります。

最新の記事はこちらから