「招聘」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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招聘(しょうへい)

「招聘」とは、礼儀を尽くし、丁寧に人を招待することです。よくスポーツ選手や、学者などを招聘すると聞くことはないでしょうか。招聘は、実力や知見のある人に来てもらうという意味で用いられることの多い言葉となっています。それでは、今回は「招聘」について解説していきます。

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招聘の意味とは

招聘の意味は、礼儀を尽くして、実力や知見のある人を招くことです。この言葉は、目上の者が自分よりも目下の立場の者を招くという意味で用いられる言葉なので、使い方には注意が必要です。因みに、目上の人に対しては、「お招きする」や「お越しいただく」が正しい表現になります。招聘を用いる言葉には、「招聘状」というものもあります。招聘状とは、海外に行くためのビザを取得する際に必要となる、入国する側の企業や人からの推薦状のようなもののことです。「招聘」は英語では、招くという意味を持つ「invite」や良い待遇を用意してきてもらうといった意味の「offer」が用いられます。

招聘の由来

招聘の由来についてみていきます。「招」はその文字の通り招くという意味ですが、「聘」はあまり普段から見ることは少ない文字だと思います。「聘」とは、紀元前の中国で、当時の王から領地を与えられた諸侯が、家臣を他国に訪問させる際に使われていたものとされています。そのため、訪問するといった意味を持っていますが、逆に人を招く、迎えいれるという意味も持っています。そのため、招聘はどちらも招くという意味合いを持っている言葉という事です。

招聘の文章・例文

例文1.今年のワールドカップも海外組の選手を招聘する。
例文2.他大学の教授を非常勤講師として招聘する。
例文3.オリンピックの招聘に応じる。
例文4.イベントに有名なジャズバンドを招聘する。
例文5.招聘状を持ってビザの取得をする。
招聘を使った例文になります。目上の人が目下の人に対して使う表現ではありますが、招聘される側にとってもプラスの意味であることが多いようです。

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招聘の会話例

  • 来年からうちの高校にも有名大学志望者向けの特進クラスっていうのができるみたいよ。

  • そうなんだ、それはすごいね。でも偏差値35のうちの高校に特進クラスできても、本当に大学行けるのかな。

  • どうやら凄い先生を招聘するみたいだよ。本職は弁護士だけど、過去に東大合格者を何人も出してるんだって。

  • そうなんだ、何だか興味わいてきた。私も特進クラス入ろうかな。

高校の特進クラス創設のために有名な先生を招聘するようです。いまドラマでも再び話題になっていますね。

招聘の類義語

招聘の類義語には「招待」「承知」「招請」などがあげられます。

招聘の対義語

招聘の対義語には「追放」があげられます。

招聘まとめ

招聘とは、礼儀を尽くして実力ある人を招くことでした。目上の人には使える表現ではないので注意が必要です。

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