「恐れ入谷の鬼子母神」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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恐れ入谷の鬼子母神(おそれいりやのきしもじん)

「恐れ入谷の子母神」とは、「恐れ入る」という意味です。相手の優れている点に感心して、まいったと思うときや、相手の好意や、自分の悪い点について恐縮するとき、ひどくあきれたときなどに冗談めかして使われる洒落言葉です。この言葉の使われ方の幅は広いため、話の雰囲気や、文の流れをしっかりと掴むことが重要です。

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恐れ入谷の鬼子母神の意味とは

「恐れ入谷の子母神」の意味は、以下の通りです。
(1)相手の優れている点に感心して、まいったと思うこと
(2)相手の好意や、自分の悪かった点について恐縮すること
(3)ひどくあきれること
「恐」や「」という漢字が入っていることから、恐怖の意味として使ってしまうのは誤りなので注意が必要です。。

恐れ入谷の鬼子母神の由来

昔、「恐れ入りました」は、話し言葉で「恐れ入りやした」と言われていました。
この「入りや」は、東京都台東区の「入谷」という地名がかけられています。そして、入谷に祀られている「子母神」を続けています。子母神とは、元々は、凶暴で子供を食べてしまうような悪い女神でした。しかし、仏陀に懲らしめられて、出産や育児を司る女神になりました。

恐れ入谷の鬼子母神の文章・例文

例文1.彼はサッカーを始めて間もないのに、試合でハットトリックを決めるなんて恐れ入谷の子母神だ。
例文2.いつもダラダラしている先輩は仕事になると何でもできて恐れ入谷の子母神だ。
例文3.地元の飲み会で遅刻してしまって、恐れ入谷の子母神。
例文4.内気で暗い性格のあの子が、カラオケになると100点を取るから恐れ入谷の子母神だ。
例文5.いつも叱られていた同級生が、今になっては大企業の社長で恐れ入谷の子母神だ。
「恐れ入谷の子母神」を使った例文となります。

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恐れ入谷の鬼子母神の会話例

  • 君って、字が上手くなったね。昔は全く読めなかったのに、今はすごく読みやすい。

  • 書道を始めて、毎日たくさんの字を書いているからね。

  • 恐れ入谷の鬼子母神でしかないよ。

  • 今ではあなたより上手いわ。

「恐れ入谷の子母神」を使った会話例となります。

恐れ入谷の鬼子母神の類義語

「恐れ入谷の子母神」と関連する言葉には「恐縮」「恐悦至極」「戦戦恐恐」「舌を巻く」「畏い」「一本取られる」などがあります。

恐れ入谷の鬼子母神まとめ

今回は、「恐れ入谷の子母神」について説明しました。
「恐れ入った」を、しゃれていう言葉であることがわかりました。笑いを誘うときなどに使ってみてはいかがでしょうか。

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