「忘年の交わり」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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忘年の交わり(ぼうねんのまじわり)

「忘年の交わり」とは「年齢差が離れている友人関係や年の差が気にならずに親しく付き合う事」です。社会に出ると相手が年上年下関係なく人付き合いをするようになりますが、その中には年齢差が気にならずまるで昔からの知り合いのようにフィーリングが合い仲良くなれてしまう人もいますよね。そんな事を意味する「忘年の交わり」についての解説となります。

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忘年の交わりの意味とは

「忘年の交わり」の意味は以下の通りとなります。
(1)年齢差に関係なく親しく付き合う。
(2)年齢差をものともしない友人関係の事。
(3)「忘年之交」も同義。
”忘年”は「老いを忘れるほど面白い」「年齢差を気にとめない」「年末にその年の苦労を忘れる」、”交わり”は「人付き合い」「交際」で、年齢差を感じさせない友人関係が「忘年の交わり」です。通常は男性同士の年齢差が離れた友人関係に使われる事が多く、年下でも師匠のように尊敬できたり才能豊かだと年の差などは両者の間には関係がなくなり親しく付き合えるそうです。さらに深読みすると、古代中国は儒教の影響力が現在よりも強いので年功序列を非常に重んじます。そんな社会で年齢差がありながら友人関係となるのは非常に稀であり、だからこそ「忘年の交わり」は本当の意味での親しい関係が成立していたと窺えます。現在の日本で例えるならかなりフランクな感じで、「無礼講」「遠慮なし」「本音出して」といったニュアンスに近く、年上が年下にリラックスするように促して「忘年の交わり」と使ったり、或いは本当に年齢差がある友人関係でも使われます。

忘年の交わりの由来

「忘年の交わり」の由来は中国南北朝時代の歴史書「南史」の「何遜伝」となります。

忘年の交わりの文章・例文

例文1.父の友人が同じ囲碁教室の大学生と知りかなり驚いたが、これが忘年の交わりなんだと納得した。
例文2.課長が飲み会で、「忘年の交わりだと思って今日は飲んで騒げ」と言ったが、数時間前までヤクザ顔負けの説教をしてよく言うわと呆れた。
例文3.街中を歩く親子も実は忘年の交わりで友人同士という事もあるのだろう。
例文4.イタリアのレジェンドである元サッカー選手のロベルトバッジョは、忘年の交わりと呼べるほど年上の友人が多い事で知られる。
例文5.コンビニでバイトをしていた時は訳ありそうな40代や50代の人が頻繁に採用され一緒に働くので、忘年の交わりとなる相手を探すなら最も手っ取り早い。
年齢差が離れた友人といった意味合いで「忘年の交わり」を使った例文です。

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忘年の交わりの会話例

  • お義父さんが最近、麻雀に嵌まっているんだって?

  • そうなのよ。しばらくやっていなかったのに、定年後に暇になったんでしょうね。駅前の雀荘に頻繁に行っているみたいで、母さんがぼやいていたわよ。

  • 趣味が有る方が健康には良いって言うしね。それに、若い人達と麻雀しているなら忘年の交わりじゃないけど、昔みたいで楽しくて仕方がないんだよ

  • そこは高齢者専用みたいなお店だから、忘年の交わりは多分ないわね。

麻雀に夢中になっている妻の父親についての会話です。

忘年の交わりの類義語

「忘年の交わり」の類義語には、「忘形の友」「忘年の友」などの言葉が挙げられます。

忘年の交わりの対義語

「忘年の交わり」の対義語はありませんが、年齢上の者に対する秩序めいたのは「長幼の序」「縦社会」「年功序列」「先輩後輩」「師弟関係」などの言葉が挙げられます。

忘年の交わりまとめ

「忘年の交わり」は年の差が離れた友人同士やそんな親しい関係が成立している際に使う言葉です。古今東西を問わず通常は同い年や同世代が友人同士となるのが一般的ですが、それだけに年齢差がある友人関係は珍しさもあり「忘年の交わり」と言います。

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