「小心翼々」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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小心翼々(しょうしんよくよく)

皆さん、「小心翼々」という言葉はご存知ですか。「小心」という文字から、億行でビクビクしているという意味で最近は使われることが多いです。しかし本来は、別の意味で使われていた言葉なんです。そこで今回は「小心翼々」のもう一つの意味や由来などを詳しく解説していきたいと思います。

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小心翼々の意味とは

「小心翼々」は、臆病でビクビクしている様子以外にも、慎み深く慎重な様という意味もあります。
臆病でビクビクだとマイナスなイメージがありますが、慎み深く慎重であるとプラスのイメージになり、両方の意味を正しく理解しておく事で、言葉の持つ意味を理解できるでしょう。

小心翼々の由来

儒教の基本経典の中で、周の文王を褒める言葉として、「小心翼々」が登場しました。「小心」とは小さく細かい様子を表し、「翼々」は強く敬うことを意味します。

小心翼々の文章・例文

例文1.彼は誰にでも小心翼々な振る舞いをする。
例文2.彼は将来のために小心翼々な計画を立てている。
例文3.小心翼々であることがミスを減らす助けになる。
例文4.普段は小心翼々な彼女だが、いざというときは大胆不敵に行動する。
例文5.時には小心翼々さを捨てる必要がある。
今回の例文では全て「慎み深く慎重な様」という意味で「小心翼々」を使用しました。

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の会話例

  • 後十分だけ待ってくれる?どうしてもここを修正しないとダメな気がするんだ。

  • 相変わらず小心翼々ね。納得いくまでどうぞ。

  • 君の豪放磊落なところが本当に羨ましいよ。

  • 難しい表現を使ってるけど、なんだか私の仕事がいい加減だって言われてるみたいね。

小心翼々な彼と豪放磊落な彼女ですが、仕事をする上では大胆さも慎重さも必要なので、良いペアかもしれませんね。

小心翼々の類義語

「小心翼々」の類義語には、「戦々恐々」や「薄氷を踏む思い」などが挙げられます。

小心翼々まとめ

今回は、慎み深くとても慎重な様子を表す「小心翼々」という言葉について解説しました。「小心」という文字からどうしても臆病というようなマイナスなイメージを連想してしまいがちですが、何か物事に取り組む時にはこの「小心翼々」がとても大事な心構えです。普段は小心翼々に、そしていざという時には大胆不敵鯉の滝登りをしてやりましょう。

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