「寝首をかく」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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寝首をかく(ねくびをかく)

寝首をかくとは、相手を油断させて隙を突くことです。人間は、睡眠を取らなければ生きていけないです。寝不足やちゃんとした食事を取っていないと判断能力が鈍ったり、正常な思考を巡らせることができなかったりします。人間は24時間万全の体制を整えることはできないのです。そんな隙を突くことを表す言葉として寝首をかくという言葉があります。今回はそんな寝首をかくについて意味、使い方、由来などを交えてみていきます。

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寝首をかくの意味とは

寝首をかくとは、相手を油断させて隙を突くことです。昔は、相手を襲うために眠っている隙に首を切り取るということがあったそうです。寝首をかくという言葉は実際に命のやり取りが元となって使われるようになったと考えられていますが、今日では、卑劣な行為で相手を陥れること全般に使うことができます。

寝首をかくの由来

寝首をかくの由来は、眠っている人を襲うことにあります。昔は、相手を油断させて眠っているすきに寝首を切るということがあったと言われています。そのことに由来して寝首をかくという言葉が今の意味で使われるようになったと言われています。

寝首をかくの文章・例文

例文1.君はいつも優しすぎるし、お人好しすぎるんだよ。だからいつも寝首をかかれるんだ。
例文2.彼は巧妙な手口で相手を油断させて、寝首をかくのがめっぽう得意だ。
例文3.その武士はあまりにも疲れてしまっていて、武士は食わねど高楊枝とは言うものの隙を見せてしまった。そのため、寝首をかかれてしまったのだ。
例文4.いつまでも練習をちんたらやっていたら、後輩に寝首をかかかれるぞ。
例文5.自分の実力では、まだ彼に勝てないのでどうにか寝首をかくしかほかない。
これらから寝首をかくという言葉は、油断している相手の隙を突く様子を表すのには最適です。

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寝首をかくの会話例

  • 今度の試合に向けてみんな練習に力が入っているね。

  • そうだね。今度の試合は大きな大会だし、活躍できれば注目も集まるからね。

  • 僕らは、スタメンではあるけれど、油断していると他のチームメイトにスタメンを取られてしまうから気をつけないとね。

  • そうだね。一本一本集中していこう。寝首をかかれて試合に出れないなんてことがないようにね。

これは、試合前のチームメイトが話している様子です。

寝首をかくの類義語

寝首をかくの類義語には、「不意打ち」「虚を突く」「朝駆け」などがあります。

寝首をかくまとめ

寝首をかくという言葉は今日、多くの場面で使うことができます。誰でも慣れてきたり、日課になっていることだったりするとついつい油断してしまうことがあります。ときには、寝首をかかれてしまうなんてこともあると思います。そんなことがないように普段から対策できるといいと思います。

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