「四十八茶百鼠」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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四十八茶百鼠(しじゅうはっちゃひゃくねずみ)

この6文字もある言葉は、普段の生活では目にすることも、耳にすることもあまり無いかと思います。しかし実は、昔の日本人の生活から生まれた歴史的なものです。では、どんな意味を持つのでしょうか?語源と共に解説していきます。

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四十八茶百鼠の意味とは

これは色に関わる言葉で、「茶系」「鼠色(灰色)系」の染色のバリエーションを指します。ここで言う「四十八」「百」には「たくさん」という意味があり、実際の色数ではなく「色の種類がとても多いこと」を表現しています。

四十八茶百鼠の由来

では、なぜこのように沢山の色が作られたのでしょうか?有力な説をご紹介します。
きっかけは江戸時代に出された「奢侈禁止令(しゃしきんしれい)」という御触れです。これは当時、幕府が庶民の贅沢を抑える目的に出した御触れで、そのうちの一つに衣装の制限がありました。そこで紅や紫などの染色を禁止された町民は、手頃で禁止もされていなかったどんぐり・炭・藍などを使い、茶色・鼠(ねずみ)色・紺色などの範囲でさまざまな色を作って、おしゃれを楽しんでいたそうです。
それぞれの色名は、当時人気の歌舞伎役者や風月山水などの名前からとってつけられ、また、火事の多い江戸では「灰」が縁起が悪いとされていたので、代わりに「鼠」という言い方になったようです。

四十八茶百鼠の文章・例文

例文1.赤茶や利休茶など、四十八茶百鼠の色が好きだ。
例文2.私の祖父は四十八茶百鼠のような風合いの色が似合う。
例文3.プレゼン資料のテーマカラーに四十八茶百鼠を使用する。
例文4.江戸町民は四十八茶百でおしゃれを工夫した。
例文5.叔母は四十八茶百鼠の色を使った着物がよく似合う。
色のバリエーションを指す言葉で、「~に含まれる色」という意味合いで使用します。

四十八茶百鼠の類義語

同じように色のバリエーションを表現するものに「アースカラー」があります。これは土・砂・木・植物など、自然のものを彷彿とさせる主に茶系の色を指します。
藍色の種類を表す「藍四十八色」というものもあります。四十八というのは浄土教の四十八願を起源とする縁起のよい数で、これもまた「色の種類が多いこと」を表しています。
また、シャーベットのような淡い色を指す「シャーベットトーン」などもあります。

四十八茶百鼠まとめ

色の多様性から生まれたこの言葉は、声に出して使うことは少ないと思いますが、実は身近な色を指すものです。
江戸の人々の生活から、日本特有のカラーバリエーションが生まれたのです。

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