「千古不易」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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千古不易(せんこふえき)

千古不易とは、価値などが永遠に変わらないことを表した言葉になります。つまり、永遠の愛を誓うといった時には、「千古不易の愛」とも言えます。ただ、響きがそこまで良いわけでもないからか、実際にその言葉を聞くことは多くないのかもしれません。今回はそんな「千古不易」について、解説していきます。

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千古不易の意味とは

千古不易の意味は、永遠に価値などが変わらないことを表している言葉です。似たような四字熟語は様々ありますが、全て仏教に関わる言葉となっています。例えば、ジブリ作品の「となりのトトロ」など、不朽不滅の名作と言われるものは数多くありますが、この「不朽不滅」という言葉もまた、千古不易と同じく永遠に変わることのないといった意味になります。そのため、永遠に変わることのない名作品のことは、千古不易の名作とも言われ、このような使い方をする言葉となっています。千古不易は英語では、「permanent」などと表記されます。

千古不易の由来

千古不易は千古と不易を組み合わせた言葉です。「千古」とは、太古、遠い昔などと言った意味があります。また、その当時から現在に至るまでの時間を示す場合にも用いられる言葉です。一方、「不易」とは、変化しないことを表す言葉です。そのため、2つの語を合わせると、古く昔からずっと変わらないというような意味になるという事です。

千古不易の文章・例文

例文1.歌舞伎は日本で昔から愛されている千古不易の文化だ。
例文2.創業当初から千古不易の洋食屋は、今でも変わらない味で愛され続けている。
例文3.映画での観客動員数を更新した滅の刃は、千古不易でこれからも人気であり続けるだろう。
例文4.この町は昔から千古不易で、景観がほとんど変わっていない。
例文5.世界遺産にも登録されている姫路城は、千古不易で既存のまま残っているお城だ。
千古不易を用いた例文になります。昔から変わらないといった表現の言葉になります。例文5で姫路城を紹介しましたが、当時の既存のまま残っているお城は日本では姫路城を含め12個だけのようです。

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千古不易の会話例

  • この間の休みは気分転換に山の方に行ってきたんだ。

  • それはいいね。自然の中に行くと落ち着くよね。

  • そうそう。やっぱり自然の景色というものは千古不易で、いつ見ても癒されるよ。

  • 私もたまには田舎の方に行ってリフレッシュしてみようかな。

千古不易の自然について話しているようです。

千古不易の類義語

千古不易の類義語には「永遠不変」「千古不朽」「千古不磨」などがあげられます。

千古不易の対義語

千古不易の対義語には、「盛者必衰」「栄枯盛衰」「諸行無常」「邯鄲の夢」などがあげられます。

千古不易まとめ

千古不易とは、永遠に変わらないことを表す言葉でした。都心部はどんどん都市開発が進み、あっという間にガラッと景色が変わってしまいますが、田舎の方に行くと、そこはいつも変わらない自然あふれる景色で癒されることも多いです。休みの日などは、千古不易の自然の景色を見てリフレッシュしてみるのも良いかもしれませんね。

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