「三割高下に向かえ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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三割高下に向かえ(さんわりこうげにむかえ)

三割高下に向かえという言葉は、相場取引のおける基本とされています。しかし、思った以上の値上がり(空売りの場合は値下がり)を目の前にしてしまうと、これを守れないことも多いのです。

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三割高下に向かえの意味とは

三割高下に向かえとは、どのような投資対象でも、購入した値段から3割上がったところで満足して決済しなさいという意味です。10万円の投資をした場合、今決済をすれば13万円になると分かった時点で、どれだけ相場が上がり調子でも、そこで決済してしまうことをすすめています。

実際にはもう少し持ち続けていた方がいい結果になることもある訳ですが、この三割という数字は、相場取引における1つのターニングポイントだと言われています。逆に三割も下がった時には、それ以上の損失を出す前に、そこで清算をしてしまえということです。
また、買おうと思った時点の相場から、三割下がったら時こそが買い時だという意味で使うこともあります。様々ケースにおいて、常にこの三割という数字を考えながら行うのが投資の基本なのです。

三割高下に向かえの由来

三割高下に向かえという言葉の由来は、相場の世界では、高(上)も下も三割を目安にしろという意味からです。
この三割という数字は、相場の世界以外でも度々目にしたり、これを目安にすることが多いです。各種のセールでも三割引という数字を一番見掛けるように、相場の世界ではこれが基本だと言われていながら、決して根拠のある数字ではなく、日本人の感覚的なものも多分に含んでいると言えるでしょう。

三割高下に向かえの文章・例文

例文1.今なら32%の利益が出るので、三割高下に向かえの言葉の通り決済をした
例文2.三割高下に向かえとは言うものの、実際にそこまで上がることは滅多にない
例文3.もう少し値上がりすれば、三割高下に向かえの目標通りだ
例文4.三割高下に向かえとは言ったもので、あの時売っていればと後悔している
例文5.熱くなった時こそ、三割高下に向かえの基本を思い出すべきだ
相場変動の激しい投資対象でないと、短期間に三割も値動きすることはまずありません。その為、そこまで上がったら納得、下がった場合も諦めるにはちょうどいい数字だと考えられているのです。

三割高下に向かえの類義語

三割高下に向かえの類義語は、同じく相場用語の「天井三日、底百日」です。これは、満足な相場が続くのは長くても三日程度で、それを逃すと百日は再びそこまでは上がらない(ケースによっては下がらない)という意味です。
この言葉にも、やはり”三”という数字が使われています。これらの三割、三日は、相場取引を行う際には是非覚えておきましょう。

三割高下に向かえまとめ

三割高下に向かえは、相場取引の基本です。これを守っている限り、比較的安定した投資が行えると言われています。思った通りにならなくなってしまった時こそ、この言葉を思い出してください。

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