「マリトッツォ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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マリトッツォ(Maritozzo)

「マリトッツォ」とは「イタリア発祥の日本でも大人気の生クリームたっぷりスイーツ」です。これまではオシャレな洋菓子店等でしか取り扱っていなかったスイーツでも、コンビニ等で気軽に購入出来るようになっていますが、その最先端でありいちばん流行しているスイーツが「マリトッツォ」です。テレビや雑誌だけでなく、ネットでもユーチューバーやSNSなどが散々取り上げているので既に食べた人も多いと思いますが、より詳しく解説をさせて頂きます。

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マリトッツォの意味とは

「マリトッツォ」の意味は以下の通りとなります。
(1)フランス菓子パン生地「ブリオッシュ」に生クリームを挟んだイタリア発祥の洋菓子の名称。
(2)イタリアでは松の実・レーズン・砂糖漬けの果物を加えた伝統的なタイプが主流だが、日本では生クリームをメインとしたタイプが話題を呼び、洋菓子店やコンビニで人気商品となっている。
「マリトッツォ」(イタリア語:maritozzo)はイタリア・ラツィオ州発祥のお菓子で、本場では「マリトッツォ・コン・ラ・パンナ」とも呼ばれています。その地域やお店によって材料や形など細かな違いもありますが、元々は伝統的なお菓子として松の実・レーズン・砂糖漬けの果物をパンに挟んだタイプが主流で、パン生地を材料とする事からも朝食の定番でもあり、エスプレッソと一緒に食べるのが基本スタイルです。この基本スタイルに対して、派生として同じパン生地に生クリームをたっぷり入れたタイプが登場すると人気となり、それが日本にも飛び火して一躍大人気スイーツへと躍り出ました。日本では、大都市の有名洋菓子店やカフェにパン屋、そして大手コンビニなどで「マリトッツォ」を購入できますが、それぞれで個性を発揮した「マリトッツォ」となっています。共通しているのはパン生地(或いはケーキ生地等)に生クリームをたっぷり挟む事で、それ以外は大きさや生地の食感や具材などはかなり違いがあります。コンビニの場合はセブンイレブン・ローソン・ファミリーマートでは1個約200~300円で販売され、いちごソースや粒あんを入れるなど、各社が日本風の「マリトッツォ」として模索をしているのが伝わります。洋菓子店やカフェやパン屋ではコンビニ版と価格違いもありますが、より本場の「マリトッツォ」に近付けつつ旬の果物をたっぷり入れるなどしてSNSでも映えるように作られています。クリーム量のインパクトもありますが、これまで有りそうで無かったパン生地でクリームを挟むといったスタイルがブームになった理由とされますが、コロナ禍という事で家でも食べられる変わったスイーツを求めるニーズに見事にマッチしたのが要因とも言われています。

マリトッツォの由来

「マリトッツォ」は発祥は古代ローマで婚約者に菓子を贈る習慣とされ、菓子を受け取った女性は「マリトッツォ」と声高に叫んで嬉しい感情を爆発させていたと言われています。

マリトッツォの文章・例文

例文1.妻が結婚記念日にマリトッツォを買ってきて、二人で仲睦まじく美味しく食べた。
例文2.引き籠りになって早3年。いつものように廊下に夕食を置いた母が「今日は誕生日だからデザートを置いておくね」と言い、少し経ってからドアを開けて見てみると夕食のトレイにはマリトッツォが鎮座していて、思わずこれ以上俺を太らせる気かと怒りがこみ上げたが結局は美味しく食べ、その後に現実逃避で眠りについた。
例文3.土日になると子供達がマリトッツォを食べたいと駄々をこねるので、流石に毎週食べさせると親として甘いので、今日は蒸しイモと煎餅で我慢させる。
例文4.初めて食べた時はマリトッツォの美味しさに感激したが、それでも瞬間最大値ではティラミスの衝撃には敵わない。
例文5.上司や同僚から嫌われているので、唯一の楽しみは休憩時間になると、コンビニに買ったマリトッツォをトイレで隠れて食べるのが至福の喜びだ。
美味しいお菓子「マリトッツォ」を使った例文です。

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マリトッツォの会話例

  • あーもう、来週プレゼンだけど、まだ何一つ手がついてないよ。どうする俺! このままではクビ…、左遷…、離婚…、一家離散だー。

  • よくそこまで飛躍して、物事を考えられますね。感心しますよ。

  • そう思っているなら、後輩なんだから少しは手伝ってくれよ。困った時はお互い様だろ。

  • 私は用事があるので、今日は帰ります。でも先輩にはお世話になっているので、これをあげます。はい、コンビニで大人気のスイーツ、マリトッツォです。

職場の同僚男女の会話です。プレゼン発表を控えているが資料作りが進まない先輩に、後輩女性が「マリトッツォ」をプレゼントします。

マリトッツォの類義語

「マリトッツォ」の類義語には、同じくイタリア発祥のスイーツとして「ジェラート」「ティラミス」「カンノーロ」「パネットーネ」などの言葉が挙げられます。

マリトッツォの対義語

「マリトッツォ」の対義語はありませんが、「洋菓子」の対義語は「菓子」「茶菓子」などの言葉が挙げられます。

マリトッツォまとめ

「マリトッツォ」はイタリア発祥の松の実・レーズン・砂糖漬けの果物などをパン生地に挟んだ朝食などで食べる伝統的な菓子だが、日本では派生した生クリームをたっぷり挟んだタイプが大人気となっています。洋菓子店だけでなくコンビニ各社でも「マリトッツォ」を扱っていて、それぞれが個性を発揮した魅力ある商品となっています。

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