「テイクプロフィット」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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テイクプロフィット(Take Profit)

FXトレーダーでも、「テイクプロフィット」と聞くと何の事か分からないのではないですか? しかり、「利食い(注文)」と聞くと大半は納得できると思います。それぐらい、普段のトレードでは当たり前の専門用語ですが、カタカナの正式名称になると途端に縁遠く感じる「テイクプロフィット」について詳しく調べてみました。

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テイクプロフィットの意味とは

「テイクプロフィット」の意味は以下の通りとなります。
(1)投資において、利益が出ている状態で確実に決済し取引を完了させる事。
(2)主にFX取引で使われる専門用語で、日本語では「利食い」となる。「テイクプロフィット注文」となると、「利食い注文」となる。
(3)テイクプロフィットの英語表記は「Take Profit」で、略して”T/P”や”TP”と表記される事が多い。

「テイクプロフィット」は要するに、取引における利益を完了させるという意味になります。ですから、「テイクプロフィット注文」は「利食い注文」です。しかし、だからこそ人によっては「テイクプロフィット」がとても難しくなります。FX取引で、利益が出ているポジションをどのタイミングで決済するかによって、さらに利益が伸びたり逆に減らす事になるからです。トレーダーの本当の能力が試されるので、状況に応じて強気や弱気にもなりますが、基本的にはその人が自由に判断する”裁量トレード”か感情を排除した”システムトレード”のどちらかに「テイクプロフィット」は入ります。因みに「テイクプロフィット」とセットで語られる言葉が、損切り(注文)である「ストップロス(注文)」です。

テイクプロフィットの由来

「テイクプロフィット」(Take Profit)について正式な由来などは不明ですが、”Profit”を直訳すると「利益」、”Take”は「取る」や「掴む」なので、そのまま「利益を取る」として投資の専門用語になったと推測できます。因みに、日本では「利食い」という言葉が、投資世界の格言として何度も登場します。代表的なのは「利食い千両」「利食い千人力」「利食い急ぐな損急げ」などです。

テイクプロフィットの文章・例文

例文1.損切りも嫌だが、利確するテイクプロフィットも本当に難しい。あまり悩んでいると、利益が減っていく事も多くそこも悩ましい。
例文2.テイクプロフィットで悩むなら、利益を極限まで少なくして秒単位で決済するスキャルピングが良いかもしれない。
例文3.いつもは利益が出てきたら、確実に逆指値注文も入れて利益確保をしていたが、今回はテイクプロフィットが徹底できずにそこからナンピンと塩漬けの負の連鎖となっていった。
例文4.個人投資家はテイクプロフィットで悩むが、大口のプロ投資家も実は同じ様に悩んでいるのだ。相場は誰もが難しく感じ、楽に勝てる人はいない。
例文5.テイクプロフィット、ストップロスなど投資用語でもFXで特に使われる言葉が多いのはなぜなのか?

「テイクプロフィット」など投資用語を日常で使うのは難しいので、どうしてもFX取引における文章となっています。

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テイクプロフィットの会話例

  • 投資って、結局は利食いのタイミングが全てだよね。その的確なタイミングがどこなのか、永遠の課題ではあるけど(笑)。

  • テイクプロフィットの神髄を極めたら、それこそ個人投資家として敵なしのような物だからね!

  • 損切りのストップロスは、これ以上の損失は無理と自然と出来るけど、利食いは本当にもっと儲けると欲をかいちゃうんだよね。そこを本当に何とかしたい。

  • もうあまり悩まずに、利食いも損切りも同じ金額にすればいいんじゃない。5000円とか3万円とかにね。すると、後は勝率良ければ儲かるという仕組み。でも、手数料や投資にかけた時間を考えると、もっと儲けたいと思っちゃうよね。

利食いの「テイクプロフィット」について、個人投資家の男女があれこれと会話をしています。

テイクプロフィットの類義語

「テイクプロフィット」の類義語には、「ストップロス」「トレーリングストップ」などの言葉が挙げられます。

テイクプロフィットまとめ

「テイクプロフィット」とは投資における「利食い」の事で、利益が出ている状態の時に確実に決済を確定させ取引完了とする事です。よって、「テイクプロフィット注文」とは「利食い注文」となります。一見すると実に当たり前の事ですが、投資における利益確定は実際にはメンタルに左右される事も多く、利益がさらに欲しくなると利食いは遅れて結果として大きく儲けられないというケースも多々あります。その逆に、少しの儲けで焦って利確ばかりすると、大きく儲けるチャンスを見逃しますし、実に正解がない難しいものなのです。

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