「チャカ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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チャカ(ちゃか)

「チャカ」とは「警察やヤクザ組織の隠語や専門用語で拳銃・自動拳銃の事」です。警察とヤクザが同じような隠語を使っているのは中々興味深いと思いますが、他にもカチコミドンパチ・丸腰などいくつも共通の言葉があります。双方とも特殊な業界故に互いに関わりを持つ事が多く、だから共通の隠語を使う方が取り調べなど話がスムーズに進むのでしょう。

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チャカの意味とは

「チャカ」の意味は以下の通りとなります。
(1)警察やヤクザ組織の隠語で、拳銃や凶器全般などの武器を指すが通常は拳銃・自動拳銃の事。
(2)拳銃の引き金を引く際の音「カチャッ」を逆語にした「チャカ」から、警察やヤクザなどの専門用語で拳銃や自動拳銃を指す。
「チャカ」はかつては警察用語やヤクザ業界の隠語として拳銃・自動拳銃の事でした。現在も同じ意味であり当然ながら通用しますが、警察内に限れば「チャカ」を止めて「腰道具」と呼ぶようになっています。その理由は不明ですが、憶測とするなら警察とヤクザが同じ隠語を使うのはマズいと上層部からお達しが来たからと思われます。従って、暴力団やヤクザ業界は未だに拳銃を「チャカ」と呼びますが、警察では隠語「腰道具」や正式名称である「拳銃」と呼びます。また、警察官が携帯する拳銃は新中央工業社製(現在:ミネベアミツミ)の回転式拳銃「ニューナンブM60」なので、「ニューナンブ」や「M60」とも呼ばれます。

チャカの由来

拳銃がいつ頃から「チャカ」と呼ばれるようになったのか、正式には分かっていません。日本では江戸時代までは火縄銃が使用され、それが幕末になると海外から現在の拳銃の開祖的なモデルが入って来ます。それらは拳銃・短銃・ピストルと呼ばれていたのですが、いつからか隠語として警察やヤクザは「チャカ」と呼び始めます。

チャカの文章・例文

例文1.地元のダチが「頼む、チャカを貸してくれ」と言うので、渋々貸そうとしたら「チャカじゃなくてチャラだよ」と驚かれ、不法所持をしているのがバレてしまった。
例文2.ヤクザはチャカを何丁も隠し持っているイメージだが、実際は必要となる時だけ購入して普段は持っていないそうだ。
例文3.3Dプリンターで作ったチャカの方がロシアや北朝鮮の粗悪な拳銃よりも高性能というのだから、一般人からしたら反応に困る。
例文4.北野映画は強い拘りからチャカの発砲音は本物を採用しているそうだ。
例文5.銀行強盗をするにはチャカが必須だが、その内ロボットの行員に向かって「手を上げろ」という未来が現実にやって来るだろう。
「チャカ」を使った例文となります。

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チャカの会話例

  • チャカでもあれば、俺も人生が変わるのにな…。

  • どう変わるのよ?

  • それはコンビニ強盗をしたり、色々あるだろ。とにかくチャカを持った者に反抗はできないから、そういう圧倒的な力が欲しいんだよ。

  • 拳銃なんてあっても弾が切れたら終わりよ。第一、コンビニ強盗をして人生が好転する訳ないでしょう。馬鹿なの?

短絡的な考えの男性にダメ出しする知人女性という内容です。

チャカの類義語

「チャカ」の類義語には、「ハジキ」「ピストル」「銃」「パチンコ」などの言葉が挙げられます。

チャカの対義語

「チャカ」の対義語には、「大砲」「大筒」「重砲」「大型拳銃」「火砲」「丸腰」などの言葉が挙げられます。

チャカまとめ

「チャカ」は警察やヤクザ用語で「拳銃」の事です。現在は警察組織では「チャカ」とは言わず「腰道具」とするのが正しい隠語なようで、逆にヤクザなど裏社会では今でも「チャカ」と呼んでいます。厳密には他の武器も含めて「チャカ」なようですが、通常は片手で持てる拳銃や自動拳銃を「チャカ」と呼びます。

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