「グレグジット」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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グレグジット(Grexit)

「グレグジット」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?EUの勉強をしていると出てくる、ギリシャに関連する言葉です。国家的・政治的な言葉なので、日常的にはほとんど使いません。この言葉を知っていると、EUの現状やそれにかかわる国の動向が見えてきて面白いので、この記事ではグレグジットの意味や由来を見ていきます。

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グレグジットの意味とは

グレグジットとは「Greece」(ギリシャ)と「Exit」(退去する)が合わさった造語です。グレグジットが何を意味するかというと、「ギリシャがユーロ圏から脱退する」という出来事を指した言葉です。
EUとは欧州連合と呼ばれ、28か国が所属するヨーロッパの地域統合体です。EUでは共通通貨ユーロが使われていますが、グレグジットはギリシャがそのユーロ圏から脱退する懸念を指して生まれた言葉です。

グレグジットの由来

グレグジットがマスメディアでも使われ始めたのは2012年のことです。
ギリシャは長らく財政難に苦しんでいました。
そんな中、ギリシャの与党は緊縮財政政策(政府の支出をできるだけ減らすこと)がうまくいかず、第2党には緊縮財政政策反対の勢力が台頭してくる始末。これによりギリシャの政局は混乱。
これらの事情を踏まえて、周りからは「ギリシャは財政難からユーロ圏を離脱するのではないか」という懸念がささやかれるようになりました。これがグレグジットという言葉が生まれた背景です。
グレグジットが実現すれば、ギリシャは独自の通貨を新たに発行するか、旧通貨ドラクマを再発行するという事態になります。そうすれば欧州中央銀行の支援は受けられなくなり、ギリシャの財政はますます不安定なものとなるということで、当時非常に注目されました。
2019年現在、グレグジットの懸念は回避されています。

グレグジットの文章・例文

例文1.グレグジットが現実のものとなっていたら、今頃どうなっていたことか
例文2.グレグジットによって非常な混乱がもたらされると予測されている
例文3.グレグジットは最終手段だ
例文4.財政難からグレグジットがささやかれ始めた
例文5.グレグジットを回避するために全力を尽くそう
グレグジットが回避された現在、グレグジットはあまり聞かない言葉となっています。今後もできれば聞きたくない言葉ですね。

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グレグジットの会話例

  • グレグジットが現実のものとなっていたら、今のギリシャはどうなっていたんでしょうか。

  • 専門家が予測した結果、旧通貨ドラクマの価値は50%も下がり、経済成長率も-15%になるのではないかと言われていたそうだ。

  • 恐ろしいことですね。ギリシャ国民も気が気でなかったでしょうね。

  • 政府の混乱が国民を不安に陥れるという典型的な例だね。

グレグジットが現実に起これば、ギリシャの財政はさらに厳しいものになっていたでしょう。

グレグジットの類義語

グレグジットの類義語に「ブレグジット」があります。これはグレグジットを受けて、2015年に起こった英国のEU離脱問題を指して生まれた言葉です。「Britain」(イギリス)+「Exit」(退出する)でブレグジットです。
グレグジットに似ている言葉ですが、グレグジットがユーロ圏離脱を指していたのと違い、ブレグジットは英国のEUそのものからの離脱を指しているので、やや注意が必要です。

グレグジットまとめ

グレグジットの意味や由来をみてきました。グレグジットは既に回避された問題なので、あまり聞くことはないでしょう。ブレグジット問題が下火になるまでは、並行して出てくる言葉であるとも言えるでしょう。

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