「キーウ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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キーウ(Kyiv)

「キーウ」とは「ウクライナの首都であり東ヨーロッパを代表する大都市だが、近年はロシアの軍事侵攻によって各国記者らが戦況を伝える役割を果たす重要拠点」です。これまでヨーロッパの都市というとロンドンやパリやベルリンであり、正直なところウクライナのキーウを意識する事は殆ど無かったと思います。それがウクライナとロシアの戦争によって、皮肉にもどの国のどの都市よりも最も有名になってしまいました。

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キーウの意味とは

「キーウ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)ウクライナの首都名で政治・経済・文化・芸術で栄える人口約295万の同国最大都市として活気を誇っていたが、2022年2月のロシア軍侵攻によって世界で最も関心を集める都市となる。
 (2)東ヨーロッパに位置するウクライナ共制国家の中央北部にある首都の名称で、2022年3月まではロシア語「キエフ」と呼ばれていた。
 (3)「キイフ」「キーフ」「キーイフ」と表記する事もあり同義。
「キーウ」(ウクライナ語:kyiv)はウクライナ共制国家の首都で、日本など遠く離れた他国からするとこれまではバレエやサッカーで有名な都市でした。人口は約295万、面積は777平方キロメートルで半分以上が緑地なので大変過ごしやすく新旧の歴史が融合した独特の魅力がある街として栄えてきました。同じヨーロッパのドイツ・ベルリンは約366万、スペイン・マドリードは約333万の人口なので、その少し下という東ヨーロッパでは大都市の位置付けになります。ですから首都「キーウ」は9世紀末頃から政治・経済・文化・芸術で栄えてきて歴史的にも貴重な建物が残っていたのですが、2022年2月24日にロシア軍が突如侵攻を開始した事で状況が一変し、1年が経過した2023年3月時点でもウクライナとロシアは戦争中です。戦前は現在の「キーウ」ではなく「キエフ」(ウクライナ語:Kiev)と呼ばれていたのですが、ロシア語の発音に由来するという理由から諸外国同様に日本も外務省が2022年3月31日から「キーウ」に完全変更すると発表しました。

キーウの由来

9世紀後半から13世紀にかけての東ヨーロッパの歴史をまとめた書物「原初年代記」(又は「ルーシ年代記」)によると伝説の人物・キーイらが「キーウ・ルーシ」(キエフ大公国、キエフ国家)を築いた事が「キーウ」の由来となります。その歴史からウクライナはロシア発祥の地とされ、ロシア側からするとウクライナの西側諸国傘下になるのが我慢できず、ロシアとしては「キーウ」を含めたウクライナ本土を奪還するのが悲願のようです。

キーウの文章・例文

例文1.戦争が落ち着いたらキーウを訪れてみたいが、かなり難しそうだ。
例文2.ロシアの非道な残虐振りにはウクライナのキーウが生んだ国民的スターでありACミランの伝説的選手シェフチェンコも悲しみに暮れているだろう。
例文3.戦争が終わった後にロシアを完全崩壊させないと、キーウで亡くなった市民の無念は一生消えないだろう。
例文4.プーチンはキーウを数日で陥落できると思い込んでいたとするなら、KGB時代も高が知れる低レベルに決まっている。
例文5.その内、秋〇先生が「キーウ坂46」や「KGB48」というアイドルグループをデビューさせ、またしても一儲けを企んでいそうだ。
「キーウ」を使った例文となります。

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キーウの会話例

  • ウクライナとロシアの戦争が報道される度に思うよ。日本もロシアも世界も狂っているって。

  • どこでそう思うの?

  • 昨日のニュースはウクライナ情勢とガーシー議員の帰国情報、そして日本だけ異様に盛りあがっているWBCの一緒くただよ。ウクライナ情勢だけまともなニュースでそれ以外はお遊びじゃん。

  • 確かにニュース番組は放送する順番というか流れも気にして欲しいところがあるわよね。まあ、これがウクライナの首都キーウから遠く離れた極東の島国・日本の現実よ。

昨夜のニュース内容について会話を交わしています。

キーウの類義語

「キーウ」の類義語にはウクライナの代表的都市「オデーサ」「ルハンシク」「ドネツク」「マリウポリ」「ゴルロフカ」などの言葉が挙げられます。

キーウの対義語

「キーウ」の対義語はありません。補足としてロシアの首都は「モスクワ」、代表的な都市は「サンクト・ペテルブルグ」「ウラジオストク」「ノヴォシビルスク」「エカテリンブルク」などがあります。

キーウまとめ

ウクライナの首都であり東ヨーロッパを代表する大都市が「キーウ」です。ロシアのウクライナ侵攻以前は「キエフ」と日本で呼ばれていましたが、欧米各国や日本などはウクライナ語の読み方である「キーウ」と読む事で統一しました。

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