鶏鳴狗盗(けいめいくとう)

「鶏鳴狗盗」とは「鶏の鳴き声を真似て欺いたり、犬のように盗みを働く卑しい人」という意味の四字熟語です。奢られるという時だけに飲み会に参加したり、好きなものあげるよと言ったものの、そこまで仲がいいわけでもないが物凄い量のものを持って帰ろうとする人など、そういった卑しい人に使われる四字熟語になります。その他にも、その芸すごいなと思いはしたが、どこで使うんだろうと感じたことがある人もいるかもしれません。そういった時にどこかで使えるかもしれないものとして「鶏鳴狗盗」と使用されることもあります。今回はそんな「鶏鳴狗盗」について解説を行います。

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鶏鳴狗盗の意味とは

「鶏鳴狗盗」とは「鶏の鳴き声を真似て欺いたり、犬のように盗みを働く卑しい人」という意味の四字熟語です。鶏鳴とは鶏の鳴き声を真似することで、狗盗とは犬のように盗みを働く事を指しています。狗は犬の事を指しているが、犬以外にも卑しいものという意味も含まれています。そこからこの四字熟語は、卑しい人を指す時に使用されていることがわかります。この言葉は卑しい人を指すような、ネガティブな時以外にも利用されます。ポジティブな時の意味としては「つまらないものだとしても、何かの役に立つこともある」という意味で使われます。元々この言葉は、鶏の鳴き真似や、犬のように盗みを働いたことで、助かったところから生まれました。そのため、つまらない物だとしても、誰かがその能力で助かることもあるということから、ポジティブな意味でも使用されています。

鶏鳴狗盗の由来

中国の斉という国に、孟嘗君(もうしようくん)という人物が秦の王に投獄されていました。解放するために、王の愛人に懇願した所、孟嘗君が普段つけていた狐の毛皮と交換で解放するとしました。ですが、投獄する時に全て取られているため渡すことが出来ません。そこで犬のように盗みのうまい人間に盗ませて、愛人に献上し解放されました。解放され国に帰ろうとしましたが、気が変わり再度投獄される可能性もあります。そのため、早く帰るように動き、函谷関と呼ばれる門へ夜にたどり着きました。この門は夜間閉じられているため、どうにかして開けなければなりません。そこで鶏の鳴きまねがうまい人間に鶏の真似をさせました。そうするとその声につられて鶏が泣き始めて門が開きました。そして再度捕まることなく孟嘗君は逃げきれた。という話から「鶏鳴狗盗」という言葉が生まれました。

鶏鳴狗盗の文章・例文

例文1.友達が一発芸と言いネタを見せてきたが、あまりにも鶏鳴狗盗で無視をした。
例文2.世界のどこかにいる誰かに喜んでもらえるかもしれないため、この鶏鳴狗盗な芸を磨き続けたい。
例文3.お酒が入ると鶏鳴狗盗なことをしてしまう。
例文4.周りに理解がされず鶏鳴狗盗と言われながら開発をしたが、時が経ち技術が発展し開発したものが必要とされ、評価が180°変わった。
例文5.私がネタを行うと鶏鳴狗盗と言われるが、イケメンが同じことをするともてはやされて納得がいかない。
様々な「鶏鳴狗盗」についての例文となります。

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鶏鳴狗盗の会話例

  • 質問者アイコン

    おじいちゃんにマジックを見せたらすごい驚いてたよ。

  • 回答者アイコン

    よかったじゃない、大成功ってやつね!

  • 質問者アイコン

    最初は成功と思ってたんだけど、その後に「そんな鶏鳴狗盗なものを覚えず勉強しろ!」って怒られちゃった。

  • 回答者アイコン

    マジックできるの凄いことなのにね、騙されて悔しかったのかもしれないね。

マジックを見せたが馬鹿にされた人の会話です。

鶏鳴狗盗の類義語

「鶏鳴狗盗」の類義語には、「馬鹿と鋏は使いよう」「一寸の虫にも五分の魂」などの言葉が挙げられます。

鶏鳴狗盗の対義語

「鶏鳴狗盗」の対義語はありませんが、近い言葉では「英俊豪傑」などの言葉が挙げられます。

鶏鳴狗盗まとめ

ポジティブな時にも利用されるという風に言いましたが、基本的にはネガティブな意味で用いられます。中にはポジティブな意味を知らない人もいるので、自分は褒めているつもりでも、相手にとっては貶されていると感じて、誤解を招くことになるため注意が必要です。そのため、卑しいことやくだらないことをしている人に対してのみ使うのが無難です。ただ、どうしても使いたいということであれば「どこかで使えそうだし」というようなフォローを入れておくことを心がけましょう。今回はそんな「鶏鳴狗盗」について解説を行いました。

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