頭隠して尻隠さず

「頭隠して尻隠さず」は、ことわざの中でも有名な部類に入ります。誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。さて、「聞きなじみはあるもののどういう意味かはわからない…」なんてことはありませんか?この記事では、「頭隠して尻隠さず」の使い方や意味、例文、類義語について詳しくお伝えしていきます。

頭隠して尻隠さずの意味とは

「頭隠して尻隠さず」とは、「頭だけ隠れるようにしても、お尻が隠れていない」様子から、自分の悪事や欠点の一部を隠しただけで、全部を隠した気になっている愚かさを表しています。

頭隠して尻隠さずの由来

「頭隠して尻隠さず」は動物の雉(きじ)が、敵に追われた時に草むらの中に頭を突っ込んだだけで、隠れた気になってしまっているものの、実際にはお尻が丸見えなことから生まれたことわざです。

頭隠して尻隠さずの文章・例文

例文1. 夫は釣りに行っていたと話していたが、頭隠して尻隠さず、バッグに竿が入っていないことに気が付いていなかった。きっと釣りではない場所に行っていたのだろう。
例文2.子どもが最近こそこそとやっているが、頭隠して尻隠さずで、私の誕生日プレゼントを作ってくれているのがバレバレである。ここは気付いていないフリをしておこう。
例文3.こら、太郎!冷蔵庫にあったプリンを食べたでしょう。口にプリンがついているわよ。お皿は洗ったみたいだけれど、頭隠して尻隠さずね。
例文4.あの二人、友達同士っていってるけど、それ以上の関係であることがバレバレよね。まさに頭隠して尻隠さずといったところだわ。
例文5.2歳の甥と隠れんぼをしたら、頭隠して尻隠さずということわざ通りの隠れ方をしていて、見ていて愛おしさを感じてしまった。
「頭隠して尻隠さず」は、自分の悪事や欠点が隠しきれていない場合だけでなく、例文2や5のように何らかの行動がバレバレな状態の時にも使います。必ずしも悪い場面だけで使う言葉ではないということも覚えておくといいでしょう。

頭隠して尻隠さずの類義語

「頭隠して尻隠さず」の類義語には、「雉の隠れ」や「団子隠そうより跡隠せ」、「身を隠し陰を露す」などがあります。同じ意味のことわざであっても、雉が出てくるものや団子が出てくるものなど、色々なパターンがあって面白いですね。

頭隠して尻隠さずまとめ

以上、ことわざの「頭隠して尻隠さず」についてご紹介しました。「頭隠して尻隠さず」のように有名なことわざこそ、使い方をまちがえないように気を付けたいですね。また、例文にあるような悪事はしないに限りますが、もしどうしてもしなければいけない場合には、「頭隠して尻隠さず」なんてことにならないよう、気を付けてくださいね。

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