貸株停止銘柄のリスクは高い

貸株停止銘柄

この貸株停止銘柄という言葉は、これから株式の貸借取引をしようと考えているなら、是非覚えておかないといけない言葉です。

貸株停止銘柄の意味とは

貸株停止銘柄とは、株式の取引において、貸借取引の対象外と指定されている銘柄のことです。株式の取引には、実際に支払った金額のみで取引を行う”現物取引”と、ここで挙げた”貸借取引”があります。
貸借取引では、レバレッジというシステムによって、利用している証券(金融)会社からお金を借りて取引を行うことが可能です。つまり、実際に投資した金額より大きな取引が行えるのです。
3倍のレバレッジの場合、利益も損失もそのまま3倍になる(手数料などはここでは考えません)為、貸借取引は少ない投資で大きなリターンを目指すこともできるのが魅力の投資方法です。しかし、実際には支払っていない分まで株式を購入できるという性質上、発行元が安定していない銘柄に対しては使うことができません。(もし、その銘柄の上場が廃止されるなどして取引ができなくなった時に、混乱が予想される為です)
そのような心配があると判断された銘柄が、この貸株停止銘柄です。貸株停止銘柄に指定されている銘柄は、貸借取引で扱うことはできません。(現物取引でなら扱えます)

貸株停止銘柄の由来

貸株停止銘柄という言葉の由来は、”株の貸し借り(つまりは貸借取引のことです)が停止させられている銘柄”からです。どの銘柄がその指定になっているかは、利用している証券会社で更新があり次第、発表されています。

貸株停止銘柄の文章・例文

例文1.今後の高騰が期待できそうな銘柄を見付けたが、何と貸株停止銘柄になっていた
例文2.貸株停止銘柄に指定される前に、何とか全て売ることができた
例文3.さすがに貸株停止銘柄になってしまうと、しばらく値上がりは期待できないな
例文4.貸株停止銘柄には危険なイメージしかないが、これをうまく利用する方法もあるようだ
例文5.貸株停止銘柄とは、売買停止銘柄とは違うの?
貸株停止銘柄は貸借取引の対象外とされている銘柄ですが、現物取引は行うことができます。しかし、売買停止銘柄になってしまうと、その間はそれさえもできなくなってしまいます。(上場廃止などとは違い、あくまで一時的な対応で、比較的すぐに解除されます)
尚、貸株停止銘柄になるからには、それだけ信用がないと思われている銘柄なので、指定されている間の値上がりにはまず期待できませんが、それによって下がり切るのを待って、安く購入するという戦略もあります。

貸株停止銘柄の類義語

貸株停止銘柄の類義語に、「申込制限銘柄」と「注意喚起銘柄」という言葉があります。
前者は、貸借取引に制限が掛かっている銘柄で、全く取引が行えないという訳ではありませんが、新規での売り取引、空買いの現引き(レバレッジで借りている分を現金で清算し、全て現物にする行為)、空買いの転売(レバレッジを掛けたまま売却する行為)の3種類の制限のうち、どれかが掛かっている銘柄のことです。(2つ以上掛かっていることもあります)
後者の方は、まだ何の制限も掛かっていませんが、そろそろ申込制限銘柄に指定される可能性があるという警告がなされている銘柄を指します。

貸株停止銘柄まとめ

貸借取引は、ハイリスク、ハイリターンな投資方法として人気ですが、貸株停止銘柄は扱うことができません。また、申込制限銘柄注意喚起銘柄にも注意しながら行ってください。

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