証拠金

証拠金(しょうこきん)は投資でもFXやCFD、或いは仮想通貨などを取引している人は意識しても、株取引を現物で行っている人はあまり気にしません。当然、投資をしていないと何のことを意味しているか分かり難い言葉です。
株現物取引とその他の投資でも違いは、レバレッジ取引が出来るか否かによります。ですから、少ない資金でも「てこの原理」のように、数倍や何十倍の取引が可能な投資の場合は、証拠金が大事ですし強く意識するようになります。

証拠金の意味とは

「証拠金」(または保証金)は経済用語で、その意味を端的に言うと「取引の為の担保金」です。投資家が証券会社などに預ける事で、その金額以上の取引が可能となります。
最も一般的なFXの場合で説明すると、日本国内のFX証券会社の場合は、法人など例外を除いてレバレッジは25倍までです。ですから、個人投資家が10万円を証拠金として預けると、250万円分までの取引が可能となります。
これを踏まえると、動画サイトなどで「数億円の取引をしている」と投稿者が豪語しても、実際にはその1/25しか証拠金として預けていなくても取引可能です。また、海外業者なら証拠金のレバレッジが数百倍もザラにあるので、そうなると1万円で100万円以上の取引も出来てしまいます。
証拠金取引のメリットは、少額でも大金を動かす取引が可能になるので、それだけ儲ける利益も大きくなり、デメリットは反対に損をする金額も大きくなります。しかし、最近の証券会社は証拠金維持率が一定値を下回ると、強制的に決済するようになっているので、あまりにも大金をかけて無茶な取引をしていない限りは、大損をしないシステムが出来上がっています。
証拠金取引には以下のようなものがあります。
 ・FX
 ・先物取引
 ・オプション
 ・CFD
 ・仮想通貨(一部のみ)
などが挙げられます。

証拠金の由来

証拠金の名称が一般の投資家に広まったのは、FX取引とされています。日本では、FX取引がスタートしたのが1998年で「改正外為法」が施行されたのが関係しています。
それまで、機関投資家では証拠金が認知されていましたが、個人投資家では株の現物取引が投資の主流だったので、”証拠金”と言われて理解できた人は少なかったものです。”証拠”という言葉から、裁判や事件を想像しがちです。
しかし、証拠金の英語表記は「deposit」や「margin」、取引証拠金は「clearing margin」となり、どこかで聞いた事もあるものでしょう。海外では、日本よりも古く証拠金取引が始まっていて、その際に日本語として相応しいのが「証拠金」だったと推測できます。

証拠金の文章・例文

例文1.証拠金は担保だと思えば理解しやすい
例文2.証拠金を預ける事でレバレッジ取引が可能
例文3.利益が大きい反面で、損失も大きくなるのが証拠金取引
例文4.証拠金維持率には注意するのが投資家である
例文5.50%の証拠金維持率を割ると強制ロスカットされる
証拠金の例文は、意味を説明するものや投資として取引の危険性を訴えるのが多くなります。投資以外には使われる事がないですが、担保や保証金と捉えると、今後は一般生活でも利用されてもおかしくありません。

証拠金の類義語

証拠金の類義語には、「預金」「契約金」「前払い金」「頭金」などの言葉が挙げられます。

証拠金まとめ

証拠金はFXや先物など、証拠金取引をする際に証券会社に預ける担保金で、その金額の数倍や数十倍の取引を可能にします。この少額で大きな取引を「レバレッジ取引」と言います。

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