言わぬが花(いわぬがはな)

言わぬが花(いわぬがはな)は、有名な「口は災いの元」と同じ様な意味を持つ諺です。違いとしては、前者が沈黙に価値があるとするなら、後者は無駄口が災いの原因といった微妙な違いあります。実際には、ほぼ同じような場面で使われ、巧みに使い分けをしているのは稀でしょうが、だからこそ正確に覚えて損はありません。そんな諺である言わぬが花についての解説となります。

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言わぬが花の意味とは

「言わぬが花」の意味は以下の通りとなります。
(1)余計な事を話すよりも、黙っている方が得をする事もある。
(2)何もかも話すと、中身が分かり興醒めする。
(3)全てを言わない方が趣があり、想像を掻き立てられる。
微妙な違いもありますが、余計な事を話すよりも黙っているか、ある程度まで話してそれ以上は相手の想像に任せる方が良いという意味になります。何もかも話し説明をしてしまうと、実は大した事ではなかったという場合もありますし、何より相手がそれを望んでるかどうか分からないなら、敢えて余計な事はしないという教えになります。

言わぬが花の由来

江戸時代中期の浄瑠璃「新版歌祭文」にある、「三々九度うは言はぬが花嫁」が由来とされています。時間経過により、”花嫁”から”嫁”が抜け落ち、現在の言わぬが花になったそうです。また、「言わずは花の吉野山」も語呂合わせですが、今では有名な言葉となっています。

言わぬが花の文章・例文

例文1.推理小説の犯人を最後まで教えないのは、言わぬが花という事だろう。
例文2.親友がなかなか悩みを打ち明けてくれない。私は言わぬが花だと思っているが、もしかしたら単に信用されていないだけかも…。
例文3.子供の頃は成績良かったの? と息子がいつも訊いてくるが、言わぬが花とはぐらかす事にしている。
例文4.言わぬが花、これは職場の会議の最中、いつも思っている。
例文5.最近のネット炎上を見ていると、言わぬが花が日本人の気質には合っていると感じる。

黙っていたり、余計な事は言わない方が良いという例文が多くなります。実に日本人や日本文化らしい諺が言わぬが花なのです。

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言わぬが花の会話例

  • 質問者アイコン

    言わぬが花と言う諺は、要するに二つの意味があると思っていいのかな?

  • 回答者アイコン

    そんな感じだよね。余計な口を出さない。それと、全部を語らないという二つだよね。

  • 質問者アイコン

    どうも、相反する感じもして腑に落ちないんだけど、この二つを納得させる説明ってある?

  • 回答者アイコン

    多分、花を意識していると、どうも二つの意味が変な気がするよね。花嫁を略して、花となったとすると、言わぬが花も理解できないかな。花嫁は新婦なので、そんな初々しい女性にあれこれ言わないし、花嫁も余計な事を言わない、という感じかな。

「言わぬが花」の意味について納得できない人へ、より丁寧に解説をしている会話内容です。

言わぬが花の類義語

言わぬが花の類義語には、「沈黙は金雄弁は銀」「知らぬが仏」などの言葉が挙げられます。

言わぬが花まとめ

余計な事や無駄な事を言うより黙っている方が得や、何もかも話すより相手の想像に任せるなどの意味となる言わぬが花ですが、元々は江戸時代の浄瑠璃が由来とされ、その当時は「言わぬが花嫁」となります。それが時が流れて、嫁が省略されて現在の言わぬが花となり定着しました。

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