罷免

罷免とは、「職務を辞めさせること」と辞書に書かれているのが一般的です。主な使い方としては、大臣を辞めさせる意味合いで、罷免という言葉が用いられるケースとなります。これ以外の使われ方や意味、さらに由来や類義語を詳しく解説させていただきます。

罷免の意味とは

罷免が「職務を辞めさせること」とするなら、どんな仕事でも辞める際に使えるのかと言うとそんな事はありません。それは、公務員に対してのみと限定され、さらに自身が辞める意思がなくても辞めさせる際に使用される言葉なのです。
ですから、ウィキペディアには、「公務員の職を強制的に免ずる(辞めさせる)」と説明されています。
しかし、実際には一般の地方公務員などに使用されるケースは少なく、政治家の中でも大臣クラスや裁判官・検察官に使われる事が多いです。
因みに、公務員が自ら辞める場合は…辞職または辞任、一般公務員に対して罷免相当の場合は…免職となります。

罷免の由来

罷免とは普段あまり耳にしない言葉ですし、政治用語という意味合いが大きいです。由来となったのは諸説ありますが、
 罷…止めさせると言う意味で、「獣を網で捕まえて暴れるのを止めさせる」際に使われる
 免…退ける、まぬがれるという意味で、「赤ちゃんを産む」際に使われる
この二つの漢字を合わせて、「罷免」としたのが由来や語源とされています。なぜ、出産を意味する漢字が、政治家を辞めさす言葉として使われるのか? 難しいところもありますが、この様にされています。

罷免の文章・例文

例文1.国民の多くは大臣の罷免を求める
例文2.罷免制度の問題点はどこか?
例文3.裁判官を罷免する弾劾裁判が行われた
例文4.罷免された検察官はその後どうなる?
例文5.罷免判決はどのようなケースか?
罷免を使うニュースや事件は結構ありますが、どうしても政治家や裁判官・検察官と限定されてしまいます。また、アメリカなど海外でも、政治家などが弾劾裁判となる場合は、罷免されるか否かが、重要な分かれ目となります。

罷免の類義語

罷免の類義語としては最初に紹介した、辞職・辞任・免職となりますが、他にも以下のような言葉も同様の意味となります。
「解職」「解任」「追放」「免官」「更迭」「失脚」
他にも似たような言葉はいくつもありますが、代表となるのはこれらとなります。罷免が公務員や裁判官などに限定されるのに対し、上記の言葉は他の職業でも使われるケースがあります。

罷免まとめ

大臣が失脚する際に、罷免という言葉が使われるか注意深くニュースや新聞を見る様になると、同じ話題でも違った角度から分析できるようになります。また、大臣の場合は罷免されても、政治家としての地位は守られているが、裁判官が痴漢などで罷免判決となっても、宣告日から5年が経過すれば資格回復裁判によって、法曹資格が回復する。罷免とは重い処分に感じるが、実は問題点も多い事を忘れてはなりません。

この記事を読んでいる人に人気の記事