競業避止義務

知らなかったでは済まされないのが、社会の仕組み。競業避止義務も耳にしたことはあるものの、今ひとつ理解しにくいキーワードのひとつなのではないでしょうか。今回は働く社会人なら絶対に知っておきたい競業避止義務の意味について、調査していきます。言葉の壁をクリアにしていきましょう。

競業避止義務の意味とは

競業避止義務は会社で働くスタッフが、同じ分野のライバル企業を設立したり、ライバル企業の社外取締役に就任するなど、企業の価値を著しく押し下げる行為をつつしむためのルールです。従業員の場合は義務になりますが、取締役など上のポストになると、会社法によってその適用が明確に定められています。取締役が他企業のポストを兼任する場合には、会社の取締役会もしくは株主総会で、承諾されることが必須となります。

競業避止義務の由来

競業避止義務が生まれた背景には、競業避止義務を定義づける会社法の存在があります。会社法は平成17年にこれまでのルールを改定した法律のことで、会社の組織や従業員はどうあるべきか事細かに記載してあります。会社法の第365条には取締役に対する条文が記載されていて、会社の利益に反する重大な行為をおこなわないように、情報を取締役会に逐一報告することが義務付けられています。

競業避止義務の文章・例文

例文1.在職中は競業避止義務に引っかからないように、転職活動は慎重におこなうべきだ
例文2.競業避止義務に違反した罪に問われ、退職金を大幅に減額された
例文3.副業や兼業をおこなうときは、競業避止義務に違反しないか、よく注意することが大切だ
例文4.競業避止義務に逸脱する可能性があるので、この件は辞退させていただきます
例文5.会社を辞めて、競業避止義務から解放された
会社の利益を損なわないように定められた競業避止義務。企業に属するビジネスマンにとっては、競業避止義務の正しい知識をもつことが大切です。

競業避止義務の類義語

競業避止義務の類義語として、信義誠実の原則などがあります。信義誠実の法則とは、雇う側も雇われる側もお互いを信頼して、裏切らないことを定めた理論です。また競業避止義務について語るとき、避けては通れないのが兼業・サイドビジネス・ダブルワークなど、新しい働き方です。兼業をおこなう際には、会社の規定をよく読み競業避止義務に違反しない行為なのか事前にチェックすることが求められます。

競業避止義務まとめ

企業が従業員や重役ポストに対して、こうあるべき姿…と模範的に示しているのが競業避止義務です。競業避止義務は会社に属するスタッフが、ライバル企業に手をかし会社の利益を結果的にそぐ行為を禁止することを盛り込んでいます。過去には競業避止義務に違反したとして退職金が減額されたケースも存在するため、競業避止義務の内容について今いちど、中身を熟読しておくことが大切かもしれません。

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