禁錮

犯罪者への刑罰で、よく懲役は耳にすることが多いのですが、懲役と並ぶ自由刑の「禁錮」はあまり知られていません。刑事施設(刑務所等)に拘置する点では懲役刑と同じである禁錮刑について説明します。

禁錮の意味とは

日本の刑法では、刑罰の一種として自由刑を定めています。自由刑とは、罪を犯した受刑者を監獄内に拘禁する刑です。この自由刑(1か月以上)には、刑務作業を課する懲役刑と、刑務作業のない禁錮刑があります。

禁錮の由来

通常の受刑者は、定役として作業が義務的に課される懲役刑が多いのですが、禁錮刑は主に政治犯や過失犯等に対して規定しています。
つまり、非破廉恥な罪に対しては、刑務作業を課さないということになるのですが、殺人や強盗、詐欺などの破廉恥罪には刑務作業を課し、非破廉恥罪には課さないという考え方は、労働にたいする蔑視が感じられるということから、現代では批判が強い解釈でもあります。

禁錮の文章・例文

例文1.死ぬまで牢屋に入れられて、仕事もない無期禁錮って、自分なら耐えられないと思うよ。
例文2.禁錮というのは、仕事のない刑務所暮らしってことだね。
例文3.入院してもすることなくて暇だ。禁錮刑みたいなもんじゃない?
例文4.禁錮なんて、反省と後悔しかすることないかもね。不自由で暇なんだからさ。
例文5.窓際族って、禁錮刑みたいじゃない?まあ、夜になれば自由だけど。
不自由で暇なのは、ある意味過酷ともいえます。
批判はどうであれ、受刑者に対する刑罰の苦痛としては、意義があるのかもしれません。

禁錮の類義語

禁錮と同様に、刑務作業を課さない刑罰として「拘留」があります。禁錮刑との違いは、刑期の長さであり、拘留刑は1か月未満と短期です。

禁錮まとめ

禁錮刑を告げられた受刑者であっても、自ら刑務作業をしたいと申し出る人も多いとのことです。「何もしない、暇な時間」というのは、自由を拘束されることに加えて、受刑者にとっても非常に苦痛であることが伺えます。

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