短気は損気

「短気は損気」も多くの日本人が自然と使う言葉の一つです。これも元々は、中国からの故事とされますが、日本に定着したことわざとして広く知れ渡っています。言葉通りに、すぐに怒り出す人を例えて「短気は損気」と使いますが、最近は怒る前から心を落ち着かせる意味合いで、自分や相手に対して使われる事もあります。

短気は損気の意味とは

すぐにイライラしたり、怒りだす人が短気となります。気が短く我慢が出来ない性格だと、損をする事が多い事から「短気は損気」と呼ばれるようになりました。また、短気と損気の言葉が似ている事から、語呂合わせとしても有名です。両方に”気”が使われる事から、気持ちや気分も含まれていると思いますが、実は深い意味はありません。単なる語呂合わせで、後付けと捉えて間違いないです。
稀に「損気は短期」と、敢えて逆に使って強調する人もいます。他にも短気を別の言葉に置き換える等、独自の言葉として成立させられるのも、この短い言葉で全てを物語れる所以ではないでしょうか。
怒りを扱ったことわざは多く、他にも「怒りは敵と思え」「堪忍袋の緒が切れる」「逆鱗に触れる」「知恵多ければ憤り多し」などがあり、感情表現として突出しています。

短気は損気の由来

江戸時代の劇場音楽「浄瑠璃」の作者でもある近松門左衛門が、その演目の中の一つに「冥途の飛脚」があり、そこで「短気は損気の忠兵衛」と記されています。
中国語でも似たような言葉があり、そちらが元とされますが、詳細は不明です。
英語だと「Haste makes waste」が最も近い意味になります。

短気は損気の文章・例文

例文1.短気は損気なのでイライラをしないようにする
例文2.友人は、短気は損気から遠くかけ離れた存在だ
例文3.短気は損気なのでいつも笑顔でいる
例文4.客商売なので短気は損気を毎日心掛ける
例文5.将来成功する為に今は我慢、短気は損気の精神だ
怒ると損するから我慢するべき、という使われ方で例えや文章がいくつもあります。とても日本的な言葉で、だから親しみがあるのでしょうが、外国や英語の例文だとまた少し違ってくるので、そこも国柄が出て興味深いです。

短気は損気の類義語

短気は損気の類義語には、「急がば回れ」「慌てる乞食は貰いが少ない」「走れば躓く」などの言葉が挙げられます。

短気は損気まとめ

怒りっぽいと損をするので、急がず慎重にという意味で使われるのが「短気は損気」です。このことわざほど、日本で誰もが知って、使っている言葉もないのでないでしょうか? これを教訓に人生を歩めば、きっと大きな失敗もありません。

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