火事場の馬鹿力で助ける

火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)

皆さんは、追い込まれた状況にある時、いつも以上の力を発揮したことはありますか。普段ならできないことでもいつも以上の力でなぜかやり遂げることができたという経験が一度はあると思います。追い詰められたら人間なんだかんだやり遂げることができるものです。そんな時に使われる慣用句があります。それが火事場の馬鹿力です。では一体、火事場の馬鹿力はどのような言葉なのか、意味や由来をを解説していきます。

火事場の馬鹿力の意味とは

追い込まれ窮地に立たされた状況下において普段では想像できない力を無意識に発揮することです。精神が肉体を凌駕するという状況であり、本来は出来ない事が出来てしまうというものの意味です。人間は自分が思った以上に能力や力を持っている事もあり、極限の状態に置かれた状況でこそ真価が問われる事になります。

火事場の馬鹿力の由来

火事場の馬鹿力は、家が火事になった時に家具を抱えたまま避難したという話に由来しています。普段であれば重い家具を持ち出すのは人間の力では困難ですが、火事という追い込まれた状況にあるので本来では考えられない力を発揮できたということです。

火事場の馬鹿力の文章・例文

例文1.夏休みの最終日まだ手をつけていない宿題が沢山あったが、背水の陣で宿題に取り掛かったら、見事、翌日の朝までに終えることができた。これこそ火事場の馬鹿力である
例文2.長距離走の大会で途中で足を挫いていてしまい、普段ならばこれ以上走れる状況ではないはずなのに火事場の馬鹿力により完走することができた
例文3.締め切りに追われて、制作物を完成されるために全力を尽くし、火事場の馬鹿力でなんとか締め切りに間に合った
例文4.山で足を踏み外してしまい、斜面を転げ落ちそうになってしまったが、とっさに掴んだ枝にしがみついて火事場の馬鹿力を発揮し、よじ登った
例文5.急に家具が倒れてきてしまい、足を挟まれてしまった。普段であれば持ち上げることができないはずが、火事場の馬鹿力で持ち上げることができた
火事場の馬鹿力という言葉は、一般的にはポジティブな言葉ですが、そういった局面に追い込まれるまで何もしない人を揶揄するような使われ方もします。使い方やシチュエーションには注意が必要です。

火事場の馬鹿力の関連語

火事場の馬鹿力の関連語としては「窮鼠猫を噛む」「背水の陣」などがあげられます。

火事場の馬鹿力まとめ

私たちは普段なにかしら頑張っていることややらなければならないことがあると思います。それらを成し遂げるために、自分を追い込めばいつも以上の力を発揮できるでしょう。火事場の馬鹿力は無意識的なものですが、そうでなくと自分を追い込めば普段より力を発揮できますし、なにより経験も積むことができ、自信にもつがることでしょう。火事場の馬鹿力ほどとは言いませんが、なにかをするときは自分を追い込んで普段以上の力を発揮できると、大きな成果が得られるのではないでしょうか。

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