氏より育ちで子育ては愛情

氏より育ち(うじよりそだち)

子育てをしているとき、部下を育てる役職についているとき思い通りにすすまず、生き方の指針が見えなくなることがあります。育て方に想いやなんだときに、思い出して欲しいのが「氏より育ち」ということわざです。どのような熱い意味が込められているのか、一緒にチェックしていきましょう。

氏より育ちの意味とは

氏より育ちとは、どのような家柄に生まれたかよりも、その後の教育や環境によって「その人の器」が決まるということです。私たちはつい人を見るとき、その家の格ばかりに目がいくときがあります。大切なのはお家柄ではなく、その人の学んできた環境や人柄だというのが氏より育ちの考え方です。たとえ金銭的に恵まれていなくても、愛情あふれる育て方をすれば、子どもは必ずまっすぐ育ってくれる…という希望が入ったことわざです。

氏より育ちの由来

氏より育ちは京都につたわる「上方かるた」に収録されている言葉です。上方かるたにはこの他にも「二階から目薬」「仏の顔も三度」など一度は耳にしたことのある、ことわざも含まれています。お正月の遊びのひとつとして生まれた上方かるたですが、ひとつひとつを読み解いていくと「人生の格言」とも言うべき、思い入れの深い言葉がたくさん隠れています。

氏より育ちの文章・例文

例文1.氏より育ちという言葉どおり、家庭環境を恨んではいけないよ
例文2.あの浮かれたご子息を見ていると、氏より育ちという言葉がしっくりくる
例文3.氏より育ちとはよく言ったもの、ここまで立派に成長してくれるとは驚いたわ
例文4.孤児院からアパレル界のトップに躍り出たココシャネル、まさに氏より育ちだな
例文5.氏より育ち、過去をかえりみずまずは勉強に励みなさい
氏より育ちには、家庭の事情うんぬんに関係なく本人の努力さえあれば、いくらでも輝くことができるという素晴らしい意味もあります。周囲の環境に文句をつける暇があったら、自分磨きにがんばってみること。努力は決して裏切らないものです。

氏より育ちの類義語

氏より育ちの似た言葉として、「育ちは育ち」「生まれつきより育ちが一番」などがあります。どこの家に生まれたかよりも、その後の努力・しつけの方が大切という教えです。そういった言葉の関連語としては優秀な子供が育った事を「とんびが鷹を産む」という言葉で表す事もあります。

氏より育ちまとめ

氏より育ちとは血筋や家柄よりも、その後の教育や環境の方がその人にとって大切だということです。どんなに優れた家に生まれた人でも、惰性にあぐらをかいている状態では、出世することはできません。反対に家筋うんぬんに関係なく努力できる人は、本当の意味で強い人です。人を育てるという意味において、何が本当に大切なのか。そっと教えてくれる言葉が「氏より育ち」なのです。

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