森羅万象の創造物

森羅万象(しんらばんしょう)

四字熟語の中には、有名人が公の場でその言葉を用いて発言した事で、一気に注目を集める時があります。それが今回の「森羅万象」(しんらばんしょう、又はしんらばんぞう、しんらまんぞう)に当たります。安倍総理が、厚労省の不正統計問題での国会審議で「私は森羅万象を担当している」と発言し、物議を呼んでいます。なぜ、物議を呼んでいるのか、言葉の意味や由来などを含めて解説していきます。

森羅万象の意味とは

「森羅万象」には、宇宙や天地間に存在する”全てのもの”という、途方もない意味があります。全ての現象や事柄まで何でも含めるので、実は逆に使い方が難しい言葉でもあります。英語で例えると、宇宙(universe)、創始者(all creations)、神(jesus)などが同じ様な使い方となりますが、「森羅万象」の方がより重みや有難味があると言っても過言ではありません。そんな「森羅万象」を、安倍総理が比喩的表現として用いたのは理解できますが、大半からは自ら”神宣言”したと非難を受けています。因みに、江戸時代後期には森羅万象という有名な人物がいますが、こちらは狂歌師となります。

森羅万象の由来

”森羅”は無数で連なり、”万象”には全ての形や物事などの意味があります。その由来は、多くの樹木が茂って並ぶのを”森羅”として、そこに”万象”を後から足して言葉として完成させたと伝えられています。当時は、「しんらまんぞう」と呼ばれて、それが時代と共に「しんらばんしょう」が定着しました。

森羅万象の文章・例文

例文1.安倍首相の森羅万象発言が世間で話題になっている
例文2.この世界の森羅万象の全てを吸収したい
例文3.小さなことでクヨクヨしていたが、宇宙など森羅万象の規模で捉えるとどうってことはない
例文4.生きていけるのは、両親や友人、それから森羅万象の全てに感謝をする
例文5.森羅万象の気持ちがあると、精神が落ち着くこともある
これらが例文ですが、日常生活で頻繁に使われる言葉ではないので、馴染が薄いですし難しいのも事実です。しっくりくるのは、文章の最初に持ってくるのが理解しやすく多いパターンかも知れません。

森羅万象の類義語

「森羅万象」の類義語には、「天地万物」「有象無象」などの言葉が挙げられます。

森羅万象まとめ

この世界だけでなく、宇宙まで含めたとんでもないスケール感の言葉が「有象無象」です。存在する、または見知らぬものを含めた全てなので、逆に使い方が難しいですが、両親や家族などに感謝する際に外国人は神や愛を用いるので、それに代用される言葉というニュアンスもあります。

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