格付け

格付けは、一般的には金融・経済用語となり、企業や債券などの信用度をランク付けする事です。これ以外にも、ミシュランガイドが飲食店を格付けしたり、競馬で競走馬の格付けをする際にも使用されます。格付けそのものは、ランキングやレイティングとほぼ同じなので同列に扱われますが、経済的な場面では”格付け”が用いられると理解しておくべきです。

格付けの意味とは

格付けの直接的な意味は、人や物などをランキング付けしていく事です。元より日本人は何事も順位付けするのが好きな習性で、至る所にランキングが溢れています。
しかし、金融・経済用語の”格付け”では英語表記で「Rating」となり、格付会社が債務者の債務履行能力や履行確実性を示したもので、債券や投資信を”AAA”や”AA+”など格付記号で示されます。
世界を代表する格付会社には、Moody's(ムーディーズ)、S&P(スタンダード&プアーズ)などがあり、日本にもJCR(日本格付研究所)などがあります。これらに格付け判定してもらい、評価が下がる様になると、経済的な悪影響は避けられません。例えば、南アフリカなどリスク大の国々の通貨や債券は、どの格付け会社でも厳しい評価を下しています。

格付記号は、国内外や業種によって多少違いがありますが、一般的には”AAA”が最も信用度が高く優れていて、次に”AA+”、その次に”AA”と続いていき、最後は”C”や”D”評価になり、全20程度の順位付けをされています。
一般的には”A”、または”B”評価までが信用度が高く、投資対象として問題ないとされ、”C”評価以下は投資すべき対象とはなりません。
2016年に日本国債の格付け見通しが、日本格付研究所では「安定」から「ネガティブ」に引き下げられたのは、当時話題となったほど格付けには皆が注目しています。

格付けの由来

日本では昔から、大相撲の番付などがありましたが、金融や経済用語として格付けは、アメリカの格付け会社「ムーディーズ」の創業者が1909年に大手企業の信用力評価をしたのが始まりとされています。
その後は、未来の先取り予想の面が支持を得て、アメリカだけでなく現在の様な外国の企業や債券の信用調査にまで広がるようになりました。

格付けの文章・例文

例文1.金融危機になると格付けも意味がなくなる
例文2.格付けが絶対評価ではない
例文3.格付け会社は公平と中立が求められる
例文4.日本は特に格付けが支持されている
例文5.有名格付け会社から高評価をされるのは光栄だ
以上のような経済関連の文章で使われる事が多い格付けですが、これ以外にもスポーツや芸能人のテレビ番組、さらには年末になるとヒット商品など多くの機会で使われます。

格付けの類義語

格付けの類義語には、「番付」「ランキング」「階級」「序列」などの言葉が挙げられます。

格付けまとめ

経済系のニュースや新聞では債券など信用力の順番付けで、それ以外では単なるランキングと認識して問題がありません。それでも、”格付け”とする事で権威や重みが増すので、付けられるのが好まれる傾向です。

この記事を読んでいる人に人気の記事