日経VI

日経VIとは、株式の取引を行っている人なら、必ずチェックしておかなければいけない数字です。株式の初心者用のテキストでは、必ず説明されている言葉です。

日経VIの意味とは

この日経VIは、株式相場において、「恐怖指数」と呼ばれている言葉です。この数値は、東証一部に上場されている銘柄のうち、代表的な225銘柄の平均株価を表す「日経225」を元に、毎日発表されます。
詳しい計算方法は省きますが、20前後だと、比較的株価が安定していると考えていいでしょう。それを下回っていれば、株価の上昇が期待できる時だと判断でき、逆に、20を超えるほど取引には向かない時となります。
簡単に言えば、この数値が低いほど、新規の取引のタイミングだということになり、20を大きく超えているような時は、まず新規の取引には手を出すべきでないということです。もちろん既に所持している株式にも大きく影響しますが、決済さえしなければ、例え株価が下がっても、まだ含み損の段階です。しかし、新規の取引となると、これからの上昇が期待できなければ、無理に行うことはなく、それを行うべきかどうかの判断に利用するのが、この日経VIの正しい見方だと言うことができます。

日経VIの由来

日経VIの由来は、その意味となる「恐怖指数」を英語にした「Volatility Index」からです。日経225を基準にしているので、「日経VI」と呼ばれています。
日経VIは、元々日本で作られた定義ではなく、アメリカや欧州でもほぼ同様の計算による株価に対する恐怖指数が発表されており、その日本版という訳です。

日経VIの文章・例文

例文1.日経VIが22を下回るまでは、新規の購入は控えようと思う
例文2.15まで日経VIが下がるなんて何年ぶりだろう?
例文3.リーマンショックの時は日経VIが70近くまで上がったと聞いて驚いた
例文4.ここの1ヶ月くらいは日経VIがとても安定している
例文5.日経VIばかり気にしていると、反って買うタイミングを失ってしまうそうだ
日経VIは、投資家にとって、低いに越したことはありませんが、逆に、大きく上がっている時こそチャンス(売りから入る場合)だという考え方もできます。リスクはかなり大きくなりますが、そのような投資の仕方もあるのです。

日経VIの類義語

日経VIの類義語は、アメリカの「VIX」、欧州の「EURO STOXX 50」です。前者はアメリカの株式の主要500銘柄に対して、後者はユーロに加盟している12ヶ国から厳選した50銘柄に対しての恐怖指数です。
これらの日本版が日経VIで、VIXはそれとほとんど一緒の基準で、”20”が1つのラインとなっていますが、EURO STOXX 50では、それが”3”と全く違います。よって、見比べる際には注意してください。

日経VIまとめ

日経VIは、現在の景気を表す指数としても利用できます。ただし、日経225と同じく、上場銘柄の中から厳選された225銘柄から計算されるものなので、実際の日常の景気と必ずしも連動する訳ではないということを覚えておきましょう。

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