揶揄した態度を取る男性

揶揄(やゆ)

画数が多く少し複雑な造りをした漢字ですが、最近では芸能人や政治を扱うインターネットニュース記事などにおいてよく使われているため、見た聞いたことはあるよという方は意外といらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな「揶揄」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

揶揄の意味とは

「揶揄」とは、人をからかったり、嘲ったりするような場面で使われる言葉です。
人を弄んだり困るような発言をして面白がるというような意味を持つ「揶」という字と、誤魔化す引き出すといった意味を持つ「揄」という字が合わさることによって成り立っている言葉になります。
ネガティブな意味を持つため、日常会話で使われることはあまりなく、文章中に組み込まれることが多い言葉となっております。
また、揶揄に「う」をつけると「揶揄う(からかう)」と読むことができます

揶揄の由来

「揶揄」という言葉は、明確な出典は不明とされていますが古くは鎌倉の時代、平家物語の中で「抵抗する、争う」を意味する「揶揄う」というような言葉が扱われており、この言葉が「揶揄」という言葉の元となってのではないかとされています。

揶揄の文章・例文

例文1.ある芸能人が、ある政治家のやり方を揶揄した発言をした。
例文2.この動画はあの事件を揶揄した内容だ。
例文3.さっきの友人の発言は間違いなく今の状況を揶揄したものだ。
例文4.ネット上であまりにも世間知らずな発言をしてしまい、沢山の人から揶揄されてしまった。
例文5.ずっと揶揄されるような言動ばかり取っていた彼も、今では会社で一番の営業成績を収めている。

「揶揄」という言葉はネガティブな意味を持つため、例えるといった言葉と同じように扱わない注意が必要です。

揶揄の会話例

  • 質問者アイコン

    湯屋さんどうしました?落ち込んでいるようですが。

  • 回答者アイコン

    さっきユンさんが「私のこと揶揄しています?」って言って怒ってしまいまして。そんなつもりはなかったのですが。

  • 質問者アイコン

    ユンさん、まだ日本に来たばかりじゃないですか。むしろそう受け取った相手にも問題がありますよ。

  • 回答者アイコン

    ありがとうございます。

揶揄したつもりはないにも関わらず、揶揄したと受け取られてしまっていた経験は一度や二度あるかもしれませんね。

揶揄の類義語

揶揄の類義語としては「皮肉(ひにく)」や、「非難(ひなん)」などの言葉が挙げられます。

揶揄まとめ

最近はインターネット文化の発展によりテレビに出るような芸能人だけでなく、SNSなどを通じて個人が大きな発言力を持てるようになった時代だからこそ、特に何も意識していなかった発言が「揶揄した内容になっている」と指摘され炎上してしまうこともしばしば見られる光景かもしれません。
SNSなどで何か発言する際は、それが「揶揄した内容になっていないか」一瞬思案してみるのも大事なことかもしれませんね。

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