後の彼岸なので家族で墓参りに行く

後の彼岸(のちのひがん)

「後の彼岸」は多くの人が知らない言葉ではないでしょうか? ”彼岸”は誰でも知っていますが、それ故に”後の”と付くと、途端に誰も知らなくなる。そんなある意味で、謎めいた言葉でもありますが、実は意味はとても簡単で「秋の彼岸」となります。少々肩透かしをくらった感もありますが、そんな「後の彼岸」の解説を始めさせて頂きます。

後の彼岸の意味とは

「後の彼岸」の意味は以下の通りとなります。
 (1)秋の彼岸。春の彼岸に対して秋の彼岸
 (2)2019年の秋の彼岸入りは9月20日なのでそこから26日までの七日間。
 (3)墓参りや、仏壇仏具の手入れなどをして先祖の供養や感謝をして自己を見つめ直す。
彼岸”は春が有名ですが、秋の彼岸は「後の彼岸」とも呼ばれています。熱心な仏教信者などは、この時期にお寺に訪れ説法を聴く等を行いますが、一般的には墓参りをする事で知られています。上記した日付ですがこれは毎年変わり、秋分の日が決定した前後3日間の一週間(七日間)を「後の彼岸」の期間となります。基本的には3月が「春彼岸」、9月を「秋彼岸」(後の彼岸)として、それぞれの”春分の日”と”秋分の日”は国民の祝日となります。

後の彼岸の由来

「後の彼岸」はお墓参りであり宗教儀式なので、その起源は中国やインドを想像しますが、実はこの両国には”彼岸”の風習はありません。日本ならではの風習が、”彼岸”であり「後の彼岸」です。諸説あるのでいつ頃から”彼岸”が行われたのか定かではないが、平安時代初期頃からと言われています。また、”彼岸”は元々サンスクリット語「paramita」を意味する「到彼岸」を日本語訳したもので、煩悩に苦しむ現実のこの世の岸と、悟りの境地の岸を「彼岸」とした。「後の彼岸」といつ頃から呼ばれるようになったのか等の詳細は不明です。

後の彼岸の文章・例文

例文1.後の彼岸になると、遠方に住む兄夫婦も一同に集まり墓参りをするのが我が家の習慣だ。
例文2.後の彼岸になると、親戚も集まり、墓参りの後にお寿司などのご馳走を皆で食べる。
例文3.春の彼岸と秋の彼岸である”後の彼岸”の年二回も彼岸がある。
例文4.秋分の日はどうしても仕事が休めないので、今年は一足先に後の彼岸の墓参りを済ませてしまった。
例文5.後の彼岸が終わると、今度はお正月で再び親戚が我が家にやって来る。何だかんだで頻繁に顔を合わせるものだ。

「後の彼岸」を使った墓参り、親戚や兄弟と会う事についての例文です。

後の彼岸の会話例

  • 質問者アイコン

    今年のお彼岸って、実家に帰りますか?

  • 回答者アイコン

    私の田舎は春より、秋に盛大に行うの。だから、後の彼岸は絶対に帰らないとマズイな。今から、有休休暇の申請をしないと。

  • 質問者アイコン

    普通は春のイメージが強いですけど、そっちは秋である後の彼岸の方が大事なんですか?

  • 回答者アイコン

    特別な意味はないけど、両親とか兄弟、親戚などで秋に誕生日を迎えたり、結婚した人が多いから、それらをまとめて一同に祝う意味もあるのかな? それと実家が農家だから、秋の方が収穫したお米や芋を振る舞えるのもあるよね。

「後の彼岸」を大事な家族イベントにしている女性と、その同僚である男性の会話です。

後の彼岸の類義語

「後の彼岸」の類義語には、「初彼岸」「彼岸前」などの言葉が挙げられます。

後の彼岸まとめ

「後の彼岸」は秋の彼岸の事で、毎年秋分の日の前後3日間の一週間(七日間)となります。先祖の墓参り、仏壇仏具の手入れなど先祖の供養をするのが目的ですが、最近は単に家族や親戚と顔を合わせる方が強くなりつつあります。

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