堅忍不抜

人生生きていると、常に良い時ばかりではありませんし、常に悪い時ばかりでもありません。ただ悪い時にどういった姿勢で耐え忍べるかそれが人間の成長に繋がるのかもしれません。そんな時の心の持ちようを表した言葉があります。それが堅忍不抜という言葉です。言葉の持つ意味や使い方や由来を説明していきます。

堅忍不抜の意味とは

堅忍不抜の意味とは、どんなに辛い事があっても心を動かさずに耐え忍んでいく事です。読み方は「けんにんふばつ」と読みます。
どんな状況や環境であっても、覚悟を決めて取り組み、周りに流されず、左右されずに行動をしていく事は本当に大変な事ではありますが、そういった時こそ人間の進化が問われ、裏を返すと成長のチャンスともなるでしょう。
また幕末の志士であり「維新の三傑」と呼ばれた、大久保利通も「堅忍不抜」を座右の銘としていました。時代の大きな節目であり、激動の時代を生きていた大久保利通は、強い意志と信念を持って、不遇の時にも耐え忍んで、素晴らしい未来と明るい時代を創造していったのではないでしょうか。

堅忍不抜の由来

堅忍不抜の由来は中国の書家である蘇軾(そしょく)の「晁錯論」の中で「古の大事を立つる者は、唯だに超世の才有るのみならず、亦た必ず堅忍不抜の志あり」と使われています。
意味は「昔の偉人は才能があっただけではなく、我慢強く耐え忍んで何事にも動じない心を持っていた」となります。

堅忍不抜の文章・例文

例文1.堅忍不抜の心で取り組まねば、大事は成せない
例文2.大相撲の昇進伝達式で堅忍不抜は使われた事がある
例文3.不動明王の如く、ぶれない堅忍不抜の志が必要だ
例文4.彼があそこまで有名になったのは、堅忍不抜の精神で批判に屈せずやり続けたからだ
例文5.堅忍不抜を座右の銘として、司法試験合格に向けて邁進しよう
目標や目的に向かって、努力をしていく過程の中で良い時ばかりではなく、逆につらい事の方が多いと思います。しかし、そんな時自分を支えてくれるのは強い意志・心の持ちようです。堅忍不抜はそんな強い意志を表す言葉であると言えるでしょう。

堅忍不抜の類義語

堅忍不抜の類義語としては「堅忍持久」「不撓不屈」「志操堅固」「鉄心石腸」があげられます。

堅忍不抜まとめ

堅忍不抜は昔の偉人も座右の銘にするほど、有名な言葉であり、また取り組み方や心のありかたを示した言葉となっています。
辛い時や苦しい時は周りの声に耳を貸せないという事もありますが、強い意志を持って周りの人の協力を仰ぎながら、乗り越えていけるといいのではないでしょうか。仕事や勉強、スポーツなどあらゆる分野で必要な言葉です。

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