挑戦と失敗を繰り返して成功する

因敗為成(いんはいいせい)

困ったことがきっかけで新しい発明やアイデアが思いついた経験がある方も多いのではないでしょうか。そのように失敗の原因を調べる事で次の成功のもととすることを「失敗は成功の母」と言うことありますが、それを四字熟語で表したものに「因敗為成」があります。今回はこの言葉の意味や由来、類義語などをご紹介していきます。

因敗為成の意味とは

これは「失敗を転じて成功とする」という意味の言葉で、何かに失敗してしまった時に「もうダメだ」と簡単に諦めてしまうのではなく、原因を追究し、失敗を繰り返さないように成功の原因とするという意があります。書き下し文にした場合は「敗に因りて成と為す」と読みます。

因敗為成の由来

それぞれの漢字の意味としては、
「因」は理由や原因、物事のおこり等の意味があります。
「敗」は破れる、戦いに負ける、だめになる、損なわれる等の意味があります。
「為」はできあがる、物事が成就する、…とする、いつわる等の意味があります。
「成」は仕上げる、なしとげる等の意味があります。
これらの意味が合わさり「だめになった原因を知ることによって、次回成し遂げられるようにする」という意味の四字熟語なりました。

因敗為成の文章・例文

例文1.人生は苦難と挫折の連続だからこそ、因敗為成が大切である
例文2.因敗為成をおろそかにしては、挫折が無駄な経験になってしまう
例文3.次こそ成し遂げるために、因敗為成を徹底する
例文4.成就ためには失敗からの因敗為成が大事だと言うことだ
例文5.因敗為成の意識があれば、上手くいかない事も大切な経験だと思える
「上手くいかなかった経験も、原因を省みることで無駄にはならず成功のきっかけとなる」と言う意味の言葉です。

因敗為成の会話例

  • 質問者アイコン

    今回のプロジェクトはあまり上手く行かず残念な結果に終わってしまったね。

  • 回答者アイコン

    でもこういう経験をするのも大事な事だよね。

  • 質問者アイコン

    そうだね。因敗為成という言葉があるように、今回出てきた改善点を次回のプロジェクトに反映することが出来るからね。

  • 回答者アイコン

    今回の失敗があったからこそ、次回無事に成し遂げる為のヒントが得られたね。

失敗の反省から次に繋げようという内容の会話です。成功のためのヒントやアイデアを困ったことの中から見出すという場面は、日常でも意外と多く経験することだと思います。

因敗為成の類義語

この四字熟語を書き下し文にすると「敗に因りて成と為す」となりますが、ほとんど同じ意味合いで「敗に因りて功を為す」という言葉もあります。また、似たような意味合いで一般的によく使われることわざに「失敗は成功の母」などがあります。

因敗為成まとめ

いかがでしたでしょうか?人生は上手くいく事ばかりではなく苦難や挫折もたくさんありますが、そんな困難な状況や経験があるからこそ、成就させる方法も学ぶことができるということですね。あまり耳に馴染みのないない言葉かもしれませんが、覚えておくと活用できる場面は多いかと思います。

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