勤労統計は社会保障の根幹の数値

勤労統計(きんろうとうけい)

ニュースを騒がせている厚生労働省の不正勤労統計問題ですが、この問題が表面化するまではそれほど一般に広く知られる言葉ではありませんでした。毎月、勤労統計調査と聞くと漠然とした意味は想像できるかもしれませんが、具体的にどのような意味があり、日常ではどのようなときに使用するのか意味も含めて、説明をしていきます。

勤労統計の意味とは

勤労統計の意味とは「毎月勤労統計調査」のことを表します。勤労統計(毎月勤労統計調査)は、厚生労働省が行っている勤労に関する調査で具体的には雇用、給与、労働時間について毎月調査を行い、その結果を厚生労働省ホームページにて公開しています。全国調査では全国的な変動、地方調査は都道府県別の変動を明らかにすることを調査の目的としています。

勤労統計の由来

勤労統計は、大正12年から実施された「職工賃銀毎月調査」及び「鉱夫賃銀毎月調査」が始まりです。勤労統計の調査結果は経済指標の一つとして用いられ、景気判断を行ったり各都道府県において政策決定のための指針になります。
また、企業に勤めている場合は、失業や病気・怪我に備えた雇用保険や労災保険に加入することがありますが、保険料の給付額を改定する時の資料として使用されたり、給与改正や人件費の算定にも指標として扱われます。

勤労統計の文章・例文

例文1.先月の勤労統計の結果が公開されたよ
例文2.勤労統計の結果を見る限り、景気は上向きと言えそうだ
例文3.勤労統計の調査対象事業者に選定されました
例文4.勤労統計調査の結果は非常に重要である
例文5.勤労統計調査は統計法によって規定されている
日常生活では耳にしたり口にすることは少ないかもしれませんが、企業や事業所においては話題になることがあるでしょう。また今回の厚生労働省の勤労統計の不正問題は根幹に社会保険料の給付など、社会保障制度の根幹においても重要な数字の為、問題が大きくなっているのです。

勤労統計の類義語

勤労統計の類義語には、先に書いたように「職工賃銀毎月調査」や「鉱夫賃銀毎月調査」のような現在の勤労統計の元となったものが挙げられます。これらの調査のように、統計法に基づき行う調査を「基幹統計調査」と言います。

勤労統計まとめ

勤労調査は、賃金指数や労働時間、常用雇用指数やパートタイム労働者比率など、経営者だけではなく一般の会社員やパートタイム労働者にとっても身近な情報が掲載されています。対岸の火事にせず、この問題についてもしっかりと理解を深めて、いく事が大事ではないでしょうか。
正しい数値や政府発表については「厚生労働省・毎月勤労統計調査」で詳しく確認をしてみて下さい。

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