利食い千人力

この利食い千人力という言葉は、投資の入門書などを読むと必ず登場する言葉です。投資で利益をあげる為の基本中の基本であり、これから投資を始めるなら、必ず知っておかないといけないと言える言葉です。

利食い千人力の意味とは

利食い千人力とは、少しでも利益が出るなら、そこで決済しろ(売却してしまう)べきだという意味の格言です。
例えば1株が3,000円を付けている株式をある程度購入し、所持している間に3,050円になったとします。100株持っていたとすると、ここで売却すればおよそ5,000円の利益になりますが、この株式を100株を購入した時点で30万円ほど投資しているので、投資金額に対してこの程度の利益では納得できず、もう少し持ち続けてみようと考える人も多いでしょう。
ですが、今売却すれば確実に約5,000円の利益が出る(売買に伴う手数料などの諸経費はここでは考えません)のは間違いないので、今後相場が下がって損をしてしまう前に、確実に利益が出るなら例え少しだろうと得ておいた方がいいという意味で使います。

利食い千人力の由来

利食い千人力という言葉の由来は、利食い(少しでも利益を出せたこと)は千人の力を得たようなものだという意味からです。
それだけ投資の世界で利益を出すということは難しいという格言であり、投資は慣れてくると序々に大きな利益を望むようになってくるものですが、それを望むと損失を出すことも多くなります。そんな時に思い出して欲しいのが、この利食い千人力という言葉です。これこそが投資の基本中の基本であり、決して忘れてはいけないことなのです。

利食い千人力の文章・例文

例文1.たった2,000円の利益だが、利食い千人力とも言うのでここで決済しよう
例文2.利食い千人力という言葉を忘れてつい熱くなってしまった
例文3.正に利食い千人力と言える売却だった
例文4.利食い千人力?いやいや、まだ売るのは早いよ
例文5.ここは大きく狙いたいところだが、利食い千人力なので今のうちに利益を確定させておこう
どれだけ投資に慣れてきても、この利食い千人力という言葉は常に頭に入れておきましょう。相場が上がり続けるということは絶対にありません。確実に利益が出せるなら、少しであってもそれを得ておく方がいいと考えても当然です。

利食い千人力の類義語

利食い千人力の類義語は、「見切り千両」という言葉です。こちらは多少の含み損(購入時より多少ながらも相場が下がってしまった状態)であれば、とっとと見切って売却してしまえ、その行為は千両にも値するという意味で使われます。
利食い千人力が少しでも儲けておけという言葉なのに対し、少しの損なら気にするなということになり、この2つの言葉とその意味は、合わせて投資における基本としてよく紹介されます。

利食い千人力まとめ

利食い千人力こそ、投資で確実に利益出す一番の方法です。しかし、必ずしも少しの利益が出た途端にすぐ決済してしまうのが正しいとも限らないので、あくまで基本だと考えておきましょう。

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