公僕(こうぼく)

「公僕」とは「公務員の事で、単純に呼び方の違い」です。しかし、どことなく公務員を見下した呼び方であるのは捨てきれず、特に年配者にとっては「公僕」と呼ぶのが国など国家権力への反抗や不満として、譲れない部分があるのも事実です。何しろ、下級公務員を「公僕」と呼び、国会議員など特別な公務員は「公僕」とは呼ばないからです。そんな実はハッキリと明確な違いがあり、公務員の完全なる縦社会を見せつける「公僕」についての解説となります。

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公僕の意味とは

「公僕」の意味は以下の通りとなります。
(1)公務員。国や地方公共団体の公務を担当する者。
(2)広く公衆に奉仕する者。
(3)議員などを除く一般公務員。
(4)市民の利益に奉仕する者。
「公僕」とは要するに「公務員」の事ですが、厳密には選挙で当選した国会議員や秘書、補佐官、国会職員などを除く所謂役所などで働く一般職の職員です。”公”は「政府や官庁」「公共」「公的」、”僕”は「下部」「雑用」「身分が低い」「下級の役人」の事なので、同じ公務員という枠でも議員など待遇が別格なエリートは含まれず、雑用に従事する下級の役人が「公僕」となります。従って、議員が自らを公務員と名乗る事はあっても、「公僕」と言う事はまず有り得ません。かつては公務員を侮辱する際に、敢えて「公僕」と表現していました。例えば、「公僕の分際で!」となると、「下級や国に仕える下働きの癖に」と非難・軽視めいた意味合いが強かったです。しかし、近年は長く続く不況やデフレなどで地方公務員でも平均的な人々よりも収入が多いので、「公僕」と使うケースはかなり減っています。年輩者などは未だに多いかも知れませんが、少なくても若い世代は漫画やドラマなどの影響もありますが、公務員を就職先に希望するのが断然に多いので、「公僕」と下に扱う事は現代の風潮からも皆無です。それどころか、リストラや首などもほぼなく給料は安定しボーナスは不景気でも高く、年功序列でこれだけ安定しているのは他の職種にはまずないので、安定志向な若者からは絶大な支持を集めています。逆に言うなら、それが妬みとなりネット上では「公僕」と揶揄されるケースもあります。

公僕の由来

「公僕」の由来は諸説ありますが、公務員の英語表記「public servant」を日本語訳にしたのが発祥とされています。”public”は「公共」「公衆」「大衆」、”servant”は「使用人」「下部」「奉仕者」で、特に「下部」には「召使の男」「下僕」などの意味があるので、そこから「公の下僕」としていつからか「公僕」と呼ばれるようになったそうです。

公僕の文章・例文

例文1.公務員の友人は酒癖が悪く一旦飲み始めると、「どうせ俺は世間の公僕扱いなんだ」と管を巻く
例文2.警察官や教師が不祥事を起こすと世の中の一部からは公僕と蔑視されるが、消防隊員などはあまり言われないので職種で判断されている感は否めない。
例文3.現在の高校生や大学生からは地方公務員でも花形職種なので、公僕と言っても理解されず、自分の年齢高さを再確認できる。
例文4.かつては公僕とバカにされていたが、今ではローン審査は一発で通り新車やマイホーム購入は容易であり、街コンに行けば10歳ほど若い女性達からもチヤホヤされ人気が高く、まさに上級国民の世話係を長年尽くした甲斐があった事だ。
例文5.我がフットサルチームは選手は全員が公僕、女子マネージャーは夜の商売限定で、夏休みやGWはキャンプやバーべキューを満喫し、傍から見るとガラの悪い連中にしか見えないが実体はキャバ嬢と常連客の公務員だから笑ってしまう。

「公僕」を皮肉って使った例文などです。

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公僕の会話例

  • 質問者アイコン

    また、役所の公務員が問題を起こして捕まったみたいだね。

  • 回答者アイコン

    ニュースでやっていたね。確か、一人暮らしの女子大学生のアパートに夜中に侵入したんだよね。怖いわー!

  • 質問者アイコン

    最近の公僕はメタルギアみたいに潜入も得意だからね。でも、個人情報を管理している役所の公僕なら、選り取り見取りで若い女性の自宅を突き止められるから、被害者は堪ったものじゃない。

  • 回答者アイコン

    こういう公僕が出たら、連帯責任として税金を下げるとか、少しは本腰を入れて対策してもらいたいわ。

同僚男女2人が、若い女性宅に忍び込んで逮捕された公僕について非難の会話を繰り広げます。

公僕の類義語

「公僕」の類義語には、「公務員」「役人」「親方日の丸」「下働き」などの言葉が挙げられます。

公僕まとめ

「公僕」は公務員の事ですが、以前は公務員を見下す様な言い方であったのは否めません。不祥事などを起こした公務員を市井の人が「公僕」と呼ぶのは、税金を納めているのにそんな事をしているのかと憤りが表れています。一方、最近の特に若い世代は公務員が花形職種として人気が非常に高いので、「公僕」と呼ばないどころか意味すら通用しない可能性が高いです。

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