二の句が継げない人たち

二の句が継げない(にのくがつげない)

「二の句が継げない」二つ目の言葉が出ないことを表した言葉であることから、一見「話すことが苦手な人が、次に言う言葉が出てこず、戸惑っている」ような場面を想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、この言葉はむしろその逆で、「あきれてしまった」場面において用いられるような言葉となっております。
今回はそんな「二の句が継げない」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

二の句が継げないの意味

二の句が継げないとは、呆れてしまったり、想定外の状況に対して驚いてしまったりした時、それが原因となって次に出てくる言葉を失ってしまったような状況に対して用いられる言葉となっています。
「えっ?!」といった感動詞を出した後、静けさに包まれているような場面を想像していただくと解りやすいかもしれません。

二の句が継げないの由来

一説では、この二の句が継げないという言葉がこのような意味を持つ言葉として最初に用いられたのは有島武郎という小説家が書いた「或る女」の中で使われたことが始まりであるとされています。
また、この言葉の「二の句」は雅楽の声楽が元になっており、雅楽の声楽曲において三段階ある内の二段目が高音域で詠じる作りであり、その二段目を詠じ続けることが息切れを起こしやすい難しいものであることから「二の句が継げない」という言葉が生まれたとされています。

二の句が継げないの文章・例文

例文1.なんて発言をする人なんだ。二の句が継げない。
例文2.二の句が継げない。この人こんなとんでもない発言をする人だったんだ。
例文3.寛容な彼もさすがに二の句が継げない状態になったようだ。
例文4.YouTuberが入ってはいけない場所に入ったそうだ。二の句が継げない。
例文5.断捨離好きな彼女は一つ前のiphoneを捨ててしまったらしい。二の句が継げない。

喧嘩をしたような場面ではお互いに「二の句が継げない」ような状態であると言えるかもしれませんね。

二の句が継げないの会話例

  • 質問者アイコン

    今日、取引先のお客様からとんでもない追加要求を言われて、二の句が継げない状態になりました。

  • 回答者アイコン

    たまにありますよね。そんな無茶なって思うような要求をしてくるお客様。

  • 質問者アイコン

    そうなんですよね。とは言え、今後もそんな場面はしょっちゅう訪れると思うので、捌けるようにならなければいけませんね。

  • 回答者アイコン

    営業の佐藤さんは特にそうですよね。

多種多様な人との関わりが多い仕事をしている人ほど、二の句が継げないような場面に出くわすことは多いかもしれませんね。

二の句が継げないの類義語

二の句が継げないの類義語としては、「唖然とする(あぜんとする)」、「絶句する(ぜっくする)」などが挙げられます。

二の句が継げないまとめ

コミュニケーション能力に自信がない方が二の句が継げないという言葉の意味を、深く知らないまま存在だけを知り、「どうしよう二の句が継げない二の句が継げない」などと頭の中で繰り返せば、とんでもない上から目線でいるような状態になってしまっているため、注意が必要かもしれません。
ただ、それはそれで面白いと言えば面白い状態でもあるので、あえて間違っているその使い方を面接の場などにおいて思い浮かべ、そんな自分を客観的に見ることもできれば余計な緊張をほぐすことには利用できるかもしれませんね。

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