不退転の決意で取り組む

不退転(ふたいてん)

人間生きていれば決して引けない出来事や、信念に立って動くことなども出てきます。そういった決死の覚悟を決める時に使う言葉には不退転というものがあります。政治家や社長さんなどから一般人まで色々な人の覚悟や不屈の精神を示すこの言葉ですが、実は由来は仏教用語だということはあまり知られていません。

不退転の意味とは

不退転の意味ですが、人が何かしらの信念を持って困難に屈しないという心持ちや様子を指します。不屈という意味合いもありますし、決して諦めないという人間性の強さを示す言葉としても使われます。「退転」という言葉自体は移ろいゆくことや変化を指し基本的には悪い傾向になることを指します。これに否定の接頭辞が付いて「不退転」となるために、この言葉には前向きな意志や信念を示すようになりました。一般的にこの言葉は不退転の決意や不退転の覚悟などという組み合わせで使われることが多く、決意表明の場面でも多く使われています。

不退転の由来

不退転の由来ですが、こちらは仏教用語として用いられ不退転の境地という言葉で使用されています。この不退転の境地ですが、修行によって達成した境地から後戻りをしないこと、すなわち退転をしないことを指します。この段階で得た功徳を失うことがない状況を不退転の境地といい、仏教的な幸福状態を指し示すのが本来の意味となります。しかし現代ではこのような仏教的な幸福という意味合いは薄れて、信念を曲げずに諦めないという精神的なスタンスに重点が置かれるようになり、一般的にも使いやすい言葉となりました。

不退転の文章・例文

例文1.不退転の覚悟で選挙に臨みます
例文2.社長の不退転の意志が会社復活の鍵だった
例文3.アスリート選手の不退転の覚悟が勝利の鍵でした
例文4.横綱の不退転の覚悟の言葉に感銘した
例文5.歴史武将から学ぶ不退転の決意や心意気
信念がある人がこれを証明するために発言に用いることが多いですが、一般の人でも結構使いやすい言葉としても使われます。やはり政治家や社長、スポーツ選手など大きな困難に立ち向かう人などは、様々な決意を持っており不退転の覚悟を決めている人も少なくありません。

不退転の類義語

不退転の言葉自体はよく、「不退転の決意」や「不退転の覚悟」という言葉としてセットで使われることが多いです。このような精神的なスタンスを示す類義語としては「確固たる」や「不撓不屈」という言葉が有名です。困難に屈しない正確という意味合いの類義語としては「剛毅」というものもあります。

不退転まとめ

このように不退転という言葉は、何かしらの曲げられない信念を持ち不屈の精神で困難に立ち向かう時によく使われます。意志や決意表明としても便利な言葉なので、有名人だけではなく日常的に普通の人でも真剣な心持ちを伝える時にも使える言葉としても便利ですね。もちろん決意表明をしたからには有言実行をしないと、不退転ではなく退転という結果にになってしまうので気をつけましょう。

関連記事

この記事を読んでいる人に人気の記事