マイクロプラスチック(Microplastics)

「マイクロプラスチック」とは「海洋汚染や生態系破壊が懸念される非常に小さいプラスチックの粒子や断片」です。プラスチックを直接食べないので自分には関係がないと思うかも知れませんが、微少なプラスチックを食べた魚が食卓に並べば、それは間接的にしろ”食物連鎖”となって食べているのと同じなのです。もしかしたら、アレルギー体質や感染症などの要因は知らずに口に入れた 「マイクロプラスチック」が体内で弊害をもたらしとすると、急に怖くなってきますよね。では、「マイクロプラスチック」の解説をさせて頂きます。

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マイクロプラスチックの意味とは

「マイクロプラスチック」の意味は以下の通りとなります。
(1)海洋など環境中に拡散した微少なプラスチック粒子やプラスチック断片で、自然分解されず環境破壊に繋がるとして世界的な社会問題になっている。
(2)環境破壊を助長し海洋生物などの生態系に悪影響を与える化粧品やビニールにペットボトルなど、環境に放出される大きさが1mm(又は5mm)以下の微細なプラスチックごみの呼び名。
”マイクロ”は「微少」「小さい」「極微」、”プラスチック”は「可塑性物質」「任意の形に加工や成型できる合成樹脂などの総称」「石油などで人工的に合成された樹脂」で、微少なプラスチックごみを「マイクロプラスチック」と呼んでいます。厳密には明確な定義が確立されていないので、大きさは1mm以下や5mm以下と専門家の間でも意見は分かれていますが、要するに微少なプラスチックごみ全般の事です。プラスチックは19世紀に誕生し、その後は世界中で様々な製品に利用され大変便利で重宝された反面として、ごみになった問題も長年課題となっていました。と言うのは、プラスチックが海に流れると分解されず半永久的に残り、特に「マイクロプラスチック」を摂食した生物は消化管が損傷したり内臓など臓器にも悪影響を及ぼすからです。「マイクロプラスチック」も大きく二つに分類でき、「一次的マイクロプラスチック」はビーズ状のプラスチックで洗顔料や歯磨き粉などに含まれ家庭排水から海に流れ、「二次的マイクロプラスチック」はごみとなったビニールやペットボトルが時間経過で劣化し破片となり側溝から川に流れ最後は海に辿り着きます。こうして「マイクロプラスチック」は世界中の海に溢れ、海洋生物やそれを食す人間にも害を与えると専門家は警告しています。昨今の厳しいごみ分別や企業のプラスチック削減を目指す試みを続け、将来的には「プラスチック」や「マイクロプラスチック」が完全にない理想的な未来の実現を目指しています。

マイクロプラスチックの由来

”プラスチック”はギリシャ語で「生長」「発達」などを意味する「プラスティコス」が由来とされます。歴史上初めての”プラスチック”は1835年にフランス人化学者アンリ・ヴィクトル・ルニョー氏が作った塩化ビニル粉末で、その後1907年にアメリカの化学者レオ・ベークランド氏が合成樹脂(合成プラスチック)を発明しました。「マイクロプラスチック」は半世紀以上前から問題視されてきましたが、1990年代半ば頃から人々の環境への意識が高まり始め、2000年代に入ると行政や企業が本格的に削減に向けて取り組み始めました。

マイクロプラスチックの文章・例文

例文1.現在はコンビニに行く際もマイバックを持っていき、マイクロプラスチックの削減に僅かながら貢献している。
例文2.ごみを減らしマイクロプラスチックで海が汚れないように、行政や企業には抜本的な対策を望む。
例文3.自然を愛する人達が増えてキャンプやバーベキューブームとなったが、彼らの悪質なマナー違反でどれだけゴミが捨てられマイクロプラスチックを増やす事になったか少しは反省をしてもらいたいものだ。
例文4.煽り抜きでこのままマイクロプラスチックの環境破壊が進めば、数十年後には海鮮を食べれるのは一部の特権階級だけに許された贅沢なご馳走になりそうだ。
例文5.マイクロプラスチックの悪影響を考えたらレジ袋削減などではまだ甘く、さらに抜本的な解決を試すしかない。
環境問題を危惧した「マイクロプラスチック」を使った例文です。

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マイクロプラスチックの会話例

  • 質問者アイコン

    おっ、ペットボトルを捨てる時にシール剥がしたりキャップを分けたりきちんと分別しているんだね!

  • 回答者アイコン

    常識よ。私ってそんな事をしないように見えるけど、実は真面目で几帳面なのよ。

  • 質問者アイコン

    令和の時代はやっぱり、環境にも意識高く持っていないとね。

  • 回答者アイコン

    そうそう。マイクロプラスチック削減の為に貢献するのがカッコいいのよ。

環境問題にも関心高い若者男女の会話となります。

マイクロプラスチックの類義語

「マイクロプラスチック」の類義語には、「マイクロビーズ」「マイクロファイバー」「ポリプロピレン」「セルロイド」「石油製品」などの言葉が挙げられます。

マイクロプラスチックの対義語

「マイクロプラスチック」の対義語はありません。補足として”マイクロ”の対義語は「マクロ」「極大」「巨大」など、”プラスチック”は「弾性」「弾力」「フレキシビリティー」などの言葉が挙げられます。

マイクロプラスチックまとめ

「マイクロプラスチック」は海の汚染や生態系の破壊とされる大きさ1mm(又は5mm)以下の微少なプラスチックごみです。プラスチックは製品などに使うと便利な反面、ごみとなったら海中から回収するのは極めて難しく、生物にも大きな害を与える事で企業や政府には削減の取り組みが求められています。

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