ホワイト国には輸出しやすい

ホワイト国(ほわいとこく)

「ホワイト国」という言葉は、2019年8月1日まで使われていた言葉です。現在では「グループA」という言葉に変更されていますが、これまでずっと使われていたため、ホワイト国の方が印象が強い人も多いでしょう。
ホワイト国という言葉は日本と海外の貿易に関係する言葉です。政治的な意図が大きく絡んでくる言葉なので、新しくなったグループAと合わせ、この記事で解説します。

ホワイト国の意味

ホワイト国とは、日本が特に規制なく輸出を行うことができる国のことです。
2019年8月以降、ホワイト国という言葉はグループAという呼び名に変更されています。
日本は特定の国に対し、「大量破壊兵器や通常兵器の生産のために使われる恐れのある製品」の輸出を規制しています。すなわち、軽・重化学工業製品全般です。
これまで、そのような規制がなされていた国を「非ホワイト国」と呼び、そのような製品を送っても、国が厳重に管理しているため兵器生産には使われないであろうとし、規制がなされていなかった国を「ホワイト国」と呼んでいました。
ホワイト国は国際輸出管理レジーム、つまり、国家間の貿易についての安全を保障するための取り組みによって対象とされています。
2019年8月からはホワイト国を「グループA」、輸出管理レジームに参加し、一定の要件を満たす国を「グループB」、それ以外を「グループC」、国際武器禁輸国・地域に指定されている国を「グループD」と呼ぶようになりました。


ホワイト国の由来


もともとこの呼び名はキャッチオール規制という制度からきており、これは2002年4月に日本に導入されています。その時以来、大量破壊兵器などに使われる可能性のある製品を輸出する際は、経済産業大臣への届け出と、その許可を受けることが条件になりました。

ホワイト国の文章・例文

例文1.ホワイト国は現在27か国が対象となっている
例文2.今までホワイト国と言っていたが、今ではグループAと呼ぶそうだ
例文3.ホワイト国と非ホワイト国から、グループA、グループB,C,Dとなった
例文4.ホワイト国はヨーロッパの国が中心となっている
例文5.国はホワイト国から外れ、猛抗議した
今では使われない言葉なので、グループAと言い換えるようにしましょう。

ホワイト国の会話例

  • 質問者アイコン

    韓国がホワイト国から外れたようだね。

  • 回答者アイコン

    >いろいろ事情があるみたいね。それに、今ではもうホワイト国とは呼ばないわよ。

  • 質問者アイコン

    ああ、そうか。グループAか。韓国はグループBになったんだったね。

  • 回答者アイコン

    国交に影響が出ないといいんだけどね。

輸出は国際問題に発展しかねないため、常に慎重な決断が求められます。

ホワイト国の類義語

類義語というより、ホワイト国はすでに新しい呼び名である「グループA」に言い換えられています。ワールドカップの時期になると、ニュースはややこしいことになりそうですね。

ホワイト国まとめ

呼び名が変わったことで、「非ホワイト国」の印象がやや改善したかもしれません。しかし、意味合いとしては変わっていないのが面白いところです。

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