ビビる(びびる)

とある芸人さんの名前であったり、ギターにおける耳障りな音が発生する現象であったり、この言葉、いくつか別の意味で使われる機会が多い言葉ですが、世間一般で最も多いのはやはり「驚いた時などに使う感情表現」ですよね。「ビビったー」といった形で使われているのを見かけたことがある方は少なくないと思います。
今回はそんな「ビビる」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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ビビるの意味

ビビるとは、何か大きな物音などが発生した際、それに対して驚いたり怖がったりして尻込みをすること、またそのさまに対して用いられる言葉です。
「気後れする」という意味で捉えてみるとより解りやすい言葉ですね。恥ずかしがる、怖気付くといった形でも用いられます。

ビビるの由来

一説ではビビるという言葉は「平安時代から存在し、戦場で鎧が擦れる音に由来する」というものがあるのですが、これは嘘であるとする別の説もあり、そちらではこの嘘であるとされる説は「平安に入ってから突然生まれたものであり、ただのこじつけである」と断言をしているため、この言葉が生まれた明確な時期は不明です。

ビビるの文章・例文

例文1.ビビるからおどかすなよ。
例文2.臆病な彼は些細なことでビビる。
例文3.これだけの物音がすればそりゃビビる。
例文4.お化け屋敷でビビる。動けなくなる、帰れない。
例文5.図太い彼は基本ビビることはない。

普段の態度は大きくても、特定のものに対しては非常にビビるという方もいらっしゃるものですよね。

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ビビるの会話例

  • 質問者アイコン

    この間お化け屋敷行ったらものすごいクオリティで、ビビることの連続でした。

  • 回答者アイコン

    佐藤さん、人一倍小心者ですもんね。

  • 質問者アイコン

    鈴木さんは何か怖いものとかないんですか?

  • 回答者アイコン

    私がビビるとしたら元プロレスラーのお母さんに怒られた時だけですね。

お化け屋敷など、特にビビることの連続間違いなしの場と言えるでしょう。

ビビるの類義語

ビビるの類義語としては、「小心者(しょうしんもの)」、「戦慄する(せんりつする)」などが挙げられます。

ビビるまとめ

この「ビビる」という言葉、非常に謎が多い言葉です。ライトノベルなどにおいては非常に一般的に使用されている言葉であり、加工技術の世界においては「びびり振動」といった用語も存在しているため、間違いなく世間共通の認識で一般的に使われている言葉ではあるのですが、由来については明確ではありません。
ただ、ビリビリといった言葉もあるように、可能性として一番高いものはやはり何かしらの擬音が元になってこのような形になった言葉であると考えられます。

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