ノンバイナリー(Non-binary Gender)

「ノンバイナリー」とは「男女の枠組みを超えた新しい性で、男性(女性)でもあるが女性(男性)でもあるので該当する性別がなく、また男女両方となる性認識や考え」です。ちょっと分かり辛いですが、例えば男性として生まれても同性を好きになる事もありますよね。しかし、男性好きでも時には女性を好きになる事もあるし、或いはどちらの性別も受け入れない時がある。そんな風に性に対して一つの価値観に縛られず、固定しない人や考えなどを「ノンバイナリー」と呼んでいます。では、より詳しい解説となります。

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ノンバイナリーの意味とは

「ノンバイナリー」の意味は以下の通りとなります。
 (1)身体的な性という概念を超えて、男性や女性という枠組みに入らないセクシャリティの事。
 (2)正式名称「Non-binary gender」(ノンバイナリージェンダー)を略した言葉で、自身の性認識が男女という性別のどちらにも当て嵌まらない、又は状況に応じて変化するという考え方。
「ノンバイナリー」は英語表記「Non-binary gender」(ノンバイナリージェンダー)を略した言葉で、日本では「第三の性」と呼ばれたり、音楽アーティスト・宇多田ヒカルさんが告白をして大きな話題となりました。しかし、まだまだ認知されていないのが「ノンバイナリー」の実情です。「ノンバイナリー」は簡単なようで実は類語でもある「Xジェンダー」「クィア」「クエスチョニング」「ジェンダーレス」などと微妙な違いがあり、正直なところ細部の違いを正確に把握をするのはかなり難しいです。それでもこれらに共通するのは、男性や女性という従来の価値観で性別を分けられないとして、「ノンバイナリー」に関しては「男女の性別のどちらにも当て嵌まらない」となります。要は、男として生まれたが時には男であり女であり、だから「性としてどちらでもない」となるのです。よって、性別には該当しないとして、”ノン”は「否定」「~が無い」「打消しの言葉」、”バイナリー”は「二つ」「二進法」から、「男女二つの性別を否定」「男女の性別には該当しない」といった意味合いから「ノンバイナリー」となります。最後に「ノンバイナリー」を含めた「ジェンダー」や「LGBT」の話題で登場する事が多い言葉の解説をさせて頂きます。
 ・性自認…心の性で外見と中身の性について。
 ・性表現…服装や髪型や口調などの性。自分が好む洋服などが男性的または女性的なのか。
 ・性的指向…好きになる性や恋愛対象の事。
 ・身体的性…身体構造の性で生まれた時の性の事。

ノンバイナリーの由来

「ノンバイナリー」の由来は「Xジェンダー」とされ、最近は「ノンバイナリー」と表現されるのが定着しています。その「Xジェンダー」はノンフィクション作家・吉永みち子さんが2000年に発売した著書「性同一性障害-性転換の朝」が発祥で使われていたのですが、昨今の「ジェンダー」や「LGBT」の流れから世界基準である「ノンバイナリー」になっていきました。

ノンバイナリーの文章・例文

例文1.欧米各国の俳優やアーティストにはノンバイナリーを公言する人が多い。
例文2.残念ながら日本ではノンバイナリーとカミングアウトするのはまだ難しく才能ある有名人なら問題ないが、一般人が社会でサラリーマンとして働いていくのは周囲の目から困難である。
例文3.宇多田ヒカルさんがノンバイナリーと吐露して、勇気をもらった人も多いだろう。
例文4.男女関係なく誰が誰を好きになり、どんな服装をしてもまったく問題ないのだが、堅苦しく閉鎖的な日本ではノンバイナリーに厳しい目を向けられているのも事実だ。
例文5.今後はさらにノンバイナリーなどジェンダーに関する言葉が増えていくと予想できる。
有名人や一般生活などで「ノンバイナリー」を使った例文です。

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ノンバイナリーの会話例

  • 質問者アイコン

    ほら、この人って最近テレビによく出ているよね。誰だっけ?

  • 回答者アイコン

    ええと…、私も顔は覚えているけど、名前がねー。でも、ジェンダーとかで活動もしているよね。それで有名なんだけど。

  • 質問者アイコン

    そうそう。思い出したよ。この前はノンバイナリーであると告白したんだ。でも、名前が出てこない。

  • 回答者アイコン

    ちょっと待って。スマホで調べるから。

テレビを見ている夫婦が「ノンバイナリー」な有名人の名前を思い出そうとする会話やり取りです。

ノンバイナリーの類義語

「ノンバイナリー」の類義語には、「Xジェンダー」「ジェンダーレス」「非バイナリ」「第三の性」などの言葉が挙げられます。

ノンバイナリーの対義語

「ノンバイナリー」の対義語には、「トランスジェンダー」「女性化」「ゲイ」「ニューハーフ」「レズビアン」「トランスセクシャル」などの言葉が挙げられます。

ノンバイナリーまとめ

「ノンバイナリー」は性認識が男女のどちらにも該当しない考えです。「男らしく」や「女らしく」という生き方を拒み「自分らしく」として、性別を超越した新たな第三の性が「ノンバイナリージェンダー」こと「ノンバイナリー」です。要は「男(女)として生まれたが、時には女(男)になり、そして時にはどちらでもある」とする立場で、ジェンダーレスな社会となるにはこのような考えも容認をしていくのが昨今の流れです。

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